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プロフィール

響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
著作権は作者にあります。勝手に使用しないでくださいね。
【18禁表現を含みます】


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<佳苗の部屋・夕方>
望を抱きかかえたまま、佳苗の部屋に入ると俺は望の顔を覗き込んだ。
その瞳に俺が映ってはいるが、望はどこも見ていない。
蝋人形のような表情のままだ。

宗一郎「ごめんな・・・ごめんな・・・」

俺は望を抱きしめてひとしきり泣いた。
そして、決心した。

宗一郎「俺が、お前を守る。何があってもずっと守るから」

俺は望の何も映していない瞳を見つめてつぶやいた。

宗一郎「愛してるよ望。だけど・・・だから、今からお前は佳苗だ。」

そして、望の・・・
いや、佳苗の着ていた望のパジャマと下着を脱がせた。

宗一郎「佳苗、これから色々なことがある。悲しいことも沢山ある。辛いことも沢山ある。
    だけど、いつでもどんな時でも俺は、・・・おにいちゃんはお前の味方だ。
    だから、おにいちゃんのことを信じてくれ。」

そして、佳苗の下着を着せながら、その下腹部にある小さなペニスを手でそっと包んだ。

宗一郎「これは、望ちゃんの忘れものだ。望ちゃんはここにいる。
いつも佳苗と一緒だ。だから大切にするんだよ。
そして、望ちゃんのことは、佳苗とおにいちゃんだけの秘密だ。」

たった今、生まれたばかりの佳苗は何も言わず、ぴくりとも動かない。
その佳苗の唇にそっと唇を重ねた。

宗一郎「秘密の約束だ。愛してるよ。」



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<居間・夕方>

美鈴 「きゃーーーーーーーー!いやーーーーーーーー」

それは、俺が中学3年の秋の出来事だった。

我が家は古くから続く華道家一家で、代々女が継ぐことになっている。
だから、長男と言えども俺は華道なんてやったこともないし、自由に生きていた。
そんな俺が中学に入る頃、双子の兄弟が生まれた。望と佳苗だ。
佳苗は待望の女の子ということで、お人形のように大切に育てられた。
望は俺と同じ自由人だ。
双子なのにあまりにも家族からの、特に母親からの扱いが違う望が可哀そうで、
俺はいつも望の遊び相手をしていた。
とは言っても、望と佳苗は、とても仲が良かった。
そして、よく似ていた・・・。

二人が3歳の秋、そろって高熱を出した。原因は不明だった。
それは、1週間も続き、小さな子どもたちは、日に日に衰弱していった。
そして、佳苗が死んだ。
主治医と家族が見守る中、佳苗の息が途絶えるのとほぼ同時に、
望は少しずつ呼吸を整えながら顔には赤みが差していき、一命を取り留めた。
佳苗が望を助けたのかもしれない・・・
俺は、漠然とそんなことを思いながらふたりを見つめていた。
後継ぎである佳苗が息を引き取ったことで、大人たちはただ呆然と一点を見つめ、
時が止まったかのように静まり返った。

望  「・・・おかぁ・・ちゃま・・・」

その静寂を破ったのは、望の声だった。
のぞみは、そろりと起き上がるとそばにいた母親に抱きついた。

と、その時だった。

美鈴 「きゃーーーーーーーー!いやーーーーーーーー」

あろうことか、母親である美鈴は、望を突き飛ばし佳苗の亡骸にすがりついて叫んだのだ。

美鈴 「佳苗!かなえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!死んじゃだめ~死なないで~
    どうして?どうして佳苗!?」

もう、それは狂気だった。泣き叫び佳苗を揺さぶり続けた。
そして、主治医が注射の準備をしていた時だった。

美鈴 「どうして望じゃないの?望が死ねばよかったのに!!」

美鈴は佳苗を抱きしめたまま、先ほど突き飛ばした自分の息子である望に向かって
叫んだのだ。

パリーン!

そんなガラスが割れるような音がした。
幼い小さな心が壊れた音だ。
望の顔からは血の気が引き、まるで蝋人形のような無表情になっていた。
そして母親を見つめて動かなかった。
瞬きさえせずに・・・。

その場にいた、父も主治医も看護師も、そして俺も絶句した。
家の事情はそこにいる誰もが知っていた。女子が家を継ぐ。
佳苗が亡くなれば後継ぎがいなくなるということだ。
しかし、あまりにも無情すぎる。

宗一郎「かあさん、何を言っているんだ?亡くなったのは望だよ?
母さんが抱きしめているのは、望だ。こっちが佳苗だよ」

俺は、望を抱きしめてそう言った。
たかだか中3の俺に、何か名案があったわけでもない。
いたたまれず咄嗟に動いてしまっていた。

宗一郎「俺が夕べ、パジャマを着せかえる時、望と佳苗のものを間違えてしまったんだ。」
孝司 「・・・あ、あぁ、そう言えば、夕べそんなことを言っていたな。」

父も察したのだろう。話を合わせてきた。
そして、呆然としている美鈴から佳苗を受け取り布団に寝かせた。
美鈴は口をぱくぱくと何か言いたげに望を見つめ近寄ってきたので、
俺は慌てて望を抱き上げた。
宗一郎「着替えさせてくるね。望の服も持ってくるよ」
孝司 「あぁ、頼む。美鈴は少し休みなさい。先生お願いします」
主治医「わかりました」

主治医はそう言って、美鈴に精神安定剤であろう注射を打った。



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<宗一郎の部屋・夜>
私は今まで外泊をしたことがありません。
修学旅行などは、夜だけみんなとは別のホテルでした。
幼稚園から大学まである私立の学校で、理事長は祖父なので、
そんな特別扱いは、あたりまえのようにありました。
ただ、そんな風に色々な形で特別扱いの生徒は他にも沢山いたので
それほど、浮いた存在になることもありませんでした。
そんな私が、高校最後の夏休み、友達と4人で旅行に行くことにしました。
でも、そのことはお兄様には内緒です。
大好きなお兄様に嘘をつくのは、初めてです。
でも、ちょっとだけ冒険をしてみたかったのです。

旅行前夜、私はどうしてもしておかなければならないことがありました。
夜も更けたころ、お兄様の部屋のドアをノックしました。
コンコン

佳苗 「お兄様?」
宗一郎「佳苗か?どうぞ」
佳苗 「お兄様、お忙しい?」
宗一郎「いや、大丈夫だよ。どうしたんだ?」
佳苗 「私、明日はお友達と一日お出かけするの。
それで今夜中にレポートを仕上げなければいけないんだけど・・・その・・・」
宗一郎「お友達?美和子ちゃんかな?」
佳苗 「うん。それでまだ今夜は眠れないんだけど・・・望ちゃんが・・・」
宗一郎「あぁ。わかった。こっちにおいで」
佳苗 「あの、もし眠ってしまったりしたら・・・起こしてほしいの。」
宗一郎「わかった。下着は?」
佳苗 「つけてない。」
宗一郎「目隠しと手錠はする?」
佳苗 「今日は、大丈夫。」
宗一郎「じゃぁ、ここにおいで」

私は椅子に座っているお兄様の膝の上に腰掛けました。
今はもう、だいぶ慣れましたが、初めて望ちゃんが暴れたときには、
パニックになってしまい、その後しばらくは、
いつも眠っている間にお兄様が望ちゃんを沈めてくれました。
本当は、佳苗が出来るようになるといいとお兄様は言うけれど、
どうしても私にはすることが出来なくて、こうしてお兄様にお願いしています。
それでも、時々パニックになったり抵抗したりしてしまうので、
目隠しをしたり手錠をしたりすることもあります。

私がお兄様の膝の上に乗ると、お兄様は私のこめかみにキスをしました。

宗一郎「おやすみ。MY DOLL」

お兄様はいつもそう言います。
眠っている時や気を失ってしまうとすぐに私は身体が動かなくなり、
お人形のようになって、お兄様と望ちゃんをみています。
でも、今日のように起きているときは、なかなかうまくいかずどうしていいか
わからなくて逃げ出したくなってしまうのです。
ただただ、早く望ちゃんがきてくれることを願うのみです。

お兄様は後ろから私を抱きしめ、耳元で囁きます。

宗一郎「望・・・望、足を開いて」

そう言って、ワンピースのすそをめくり、私の右足をひじ掛けにかけ、
大きな手で内ももを膝から中央に向けて滑らせます。

佳苗 「あっ」

そこには、すでに大きくなり始めた望ちゃんがあって、
お兄様は袋の部分をやさしく包み込みゆっくり揉みほぐします。
甘い震えが私の全身をつつんでゆき、呼吸が乱れてしまうのです。
更にお兄様の手は、竿の部分を握り、ゆっくりとしごきはじめます。
竿の先端には液体があふれてきて、お兄様はそれを親指のはらにこすりつけ
くちゅくちゅと音を立てます。

佳苗 「んんっ・・・ふぁあ・・・」

私は声が漏れてしまうのが恥ずかしくて、両手で顔覆います。
お兄様は私の耳たぶを舐めたり、軽く噛んだりしながら囁き続けます。

宗一郎「望・・・望、ここが気持ちいいのか?」

そう言って、左手で袋を揉みながら右手で竿を激しく上下させます。
くちゅくちゅ・・・くちゅくちゅ・・・
私の腰は勝手に動き始めます。
まるでもっとしてほしいとお兄様におねだりをしているように。
その動きが激しさを増し、全身の血液がざわざわと騒ぎ出すと、
私の意識はふっと途切れて、身体が動かなくなります。
あぁ、望ちゃんが来た・・・

望  「お・・・お兄ちゃん、もっと・・・もっとして・・・」
宗一郎「望・・・」

お兄様は望ちゃんの顔を振り向かせると唇を重ね、舌を絡ませます。

望  「お兄ちゃん・・・あぁ・・・もっと」
宗一郎「佳苗ちゃん、今夜はお勉強があるそうだから、また今度な」
望  「そう・・・なの?・・・あぁ、・・・はぁっ・・・」

そんな会話をしながらも、お兄様の手は動きを止めることなく、
望ちゃんを優しく刺激し続けています。

望  「んんっ・・・あんっ・・・はぁ・・・」
宗一郎「望・・・イっていいぞ」
望  「あんっ・・ああ・・・・んぁ・・・イっく・・・」

ぴゅぴゅぴゅっっと望ちゃんから白い液体が飛び散り
お兄様の手にも、とろりとたれてゆきます。

宗一郎「望・・・愛してるよ」

お兄様はそう言って、手につている望ちゃんが放った白い液体を舐めるのです。



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生まれた時、私は双子でした。
でも、3歳の時に高熱を出して生死を彷徨い、
目が覚めると双子の弟である望ちゃんは死んでいました。
そして、望ちゃんは天国に行くのに、
ひとつだけ大切なものを忘れていきました。
お兄様が「それは望ちゃんだ」と言うので、
今でも大切にしていますが、
その望ちゃんのことは誰にも内緒なので、
大好きなお兄様と二人だけの秘密です。
私は、その時の高熱のせいで、
それまでの記憶をほとんど失くしていました。
でも、お兄様が私をとても大切に可愛がってくれたので、
一生懸命生きてきました。

我が家は、長く続く花柳流の華道家の家系です。
花柳流の宗家は代々、女と決まっていて、
年頃になると婿養子をとり、娘を産みます。
花柳家の男子は、娘さえ創ることが出来れば、
どんな職業につこうと、何をしようと自由でした。
母は18歳の時、画家である父を婿養子に迎え、
すぐに妊娠出産をしましたが、それは男の子でした。
12歳違いの宗一郎お兄様です。
それから、なかなか妊娠することが出来ず、
やっと生まれたのが双子の望と佳苗でした。
佳苗は待ちに待ってやっと生まれた女の子でした。
ですから、双子であるにもかかわらず、
男の子の望ちゃんと女の子の佳苗では、
家族の扱いが全然違うものでした。
そのせいか、わずかな記憶をたどると、
お兄様はいつも望ちゃんに優しかったように思います。
佳苗はずっとそれがうらやましかったのです。




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<会社・朝>
目が覚めると俺はソファーに横になっていた。外はもう明るい。
心地良い倦怠感が身体を支配している。
伸びをして身体を起こし、少しずつ覚醒していく。

猫  「にゃぁ~・・・にゃぁ~」

どこかで、猫が鳴いている・・・?

中村 「しのぶ!?・・・しのぶ?」

俺は一気に夕べのことを思い出した。
あれは、夢ではない。それは俺の身体と、そして心が知っている。
しのぶは、どこへ行った?
俺の腕の中にいたはずの、しのぶのぬくもりはもうない。

中村 「しのぶー?どこだ?・・・しのぶー?」

エレベーターの扉が開いて人影が見えた。

中村 「しのぶ!?」
警備員「中村さん、おはようございます。」

降りてきたのは警備員だった。
そして、黒い小さな影が素早く俺に近寄ってきて足元にまとわりついた。

中村 「!?・・・しのぶ?」
警備員「私が出社してきたら警備員室の前にいましてね。
    浴衣の生地を首輪代わりにしているみたいなので飼い猫でしょうかね~」

俺は、足元の猫を抱きあげた。猫の首には確かに浴衣の生地がまきついている。
昨日、しのぶが着ていた浴衣と同じ柄だ・・・。

中村 「いや、実は俺が夕べ拾ってきたんです。今探していたところで・・なぁしのぶ?」
猫  「にゃぁ~」
警備員「おやおや、もう馴れてますね?本当に猫を飼う気になったのですか?」
中村 「ええ。こんな不規則な生活を続けてると腹が出ちゃうなって思って。はははっ」
警備員「そうですね~。それは良いかもしれない。
じゃぁ逃げられないように、気をつけてくださいね。」
中村 「はい。今日はもうこれで帰ります。ありがとうございました。」
警備員「お疲れ様でした。」

警備員が行ってしまうと俺は、猫の首に巻かれた浴衣の生地をほどいて広げた。
そこには、細いマジックでたった一文書かれていた。

《花火のように、儚くても心に残る熱い夜をありがとう》

中村 「しのぶ・・・」

俺は、猫を抱きしめて泣いた。

Fin



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ドーン!ドドドドーン!!
俺たちの頭上に色とりどりの花火がピカピカと光っては消えていく。
しばらく、ふたり無言のまま花火を見ていた。

しのぶ「花火って儚いよね・・・だから綺麗なのかなぁ?」
中村 「そうだな。花開くのはほんの一瞬だけど、その美しさは心に残るよな。」
しのぶ「・・・ねぇ、中村さん。」
中村 「ん?」

しのぶは振り向き片膝をソファーに乗せて少し上から俺をまっすぐに見つめた。

しのぶ「俺を抱いて」
中村 「・・・?」

俺は、一瞬思考が止まった。何を言われたのか脳が理解できなかったのだ。
しのぶの少し潤んだように見える瞳を見つめたまま固まってしまった。
どんな間抜けな顔をしていたのか想像もしたくない。
しのぶは、唇を重ねてきた。鰹節の味がした。
薄い唇と舌で俺の口内を舐めまわす。
それでも俺は抵抗も出来ずにいた。
相手は男の子だというのに、少しも嫌ではなかった。
ドードーン。ドーン!ドドドーン!
その時、ひときわ大きな花火の音がして、フリーズしていた思考がやっと動き出した。

中村 「ちょ、ちょっと待て。抱くって?そのなんだ。そういうことか?」
しのぶ「そういうこと?」
中村 「だからその、セッ、セックスするってことか?」
しのぶ「嫌?」
中村 「嫌とか嫌じゃないとか、そういうことじゃなくて、そのっ、だから・・・
    俺もお前も男だぞ。」
しのぶ「そうだね。」

しのぶは俺の手をとって自分の股間にあてる。

しのぶ「大丈夫だよ、入れる場所がちょっと違うだけだから」
中村 「いっ、入れる場所って・・・」
しのぶ「抵抗あるなら、目隠ししてあげる。女の子だと思って想像してみて」

しのぶは俺のネクタイを器用にほどくと、それで俺に目隠しをした。
ワイシャツのボタンを片手で外しながら、再び唇を重ねてくる。
もう、俺には抵抗する理由がなかった。
それどころか、しのぶの舌の動きに応えながら少しずつ身体が熱くなっていた。
あっという間にはだけた俺の胸を、しのぶは丁寧に舐める。
少しざらっとした舌が、生き物のように俺の胸を動き回る。
乳首を指でつまんだり、舌でころがしたり。
見えない分敏感になっているのか、俺の身体はビクビクっと反応する。
前の会社を辞める時に長年付き合っていた彼女と別れて以来、
仕事一筋で人の肌と触れ合うこと自体が、本当に久しぶりだった。
そんな昔のことを思い出す必要もないほど、俺の身体はしのぶに反応していた。
そして、目隠しをされているというのに俺は忍のまっすぐな瞳を想像していた。

しのぶは、俺のズボンのベルトを外しジッパーを下ろして、
とても大切なものに触れるようにペニスと睾丸を取り出した。
ほそくて冷たい、しのぶの指先がその先端を弄び裏筋をなぞり、
ぎゅっと握ったかと思うと、ぬるっと暖かいところへ吸い込まれた。
しのぶの口のなかだ。

中村 「んんっ!」

俺はたまらず声を漏らした。
しのぶの舌使いは巧みで、先端をぺろぺろと舐めては、口の奥深くまで飲み込む。
ぴちゃ、ぷちゃ、ちゅぷちゅぷ・・・じゅるっ・・・
どーん。どどどーん・・・
花火の音なんてBGMに聞こえるほど、いやらしい音が耳をくすぐる。

中村 「はぁっ、んふっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

思わず両手でしのぶの髪に触れる。
俺は、自分でもびっくりするほど感じていた。
しのぶの動きもだんだんとスピードをあげる。
ちゅぷっちゅぷぷっ・・・・ぴちゃぴちゃ・・・・。
くちゅくちゅ・・・・くちゅくちゅ・・・。
俺のペニスがしのぶの口の中を出入りする音とは別に、粘膜の摩擦音がする。
・・・そうか。しのぶが自分のペニスをしごいている音だ。

すると突然、ふわりと草の香りがして唇を塞がれた。
しのぶは俺にまたがってキスをしてきた。
さっきよりも、熱く深く舌が絡み合う。

しのぶ「入れるよ・・・動かないでね」

勃起した俺のペニスの先端が、暖かいものに触れる。
ぐっと押しつけられたかと思うと、むぎゅっと熱い粘膜に吸い込まれた。
口の中とは違う、もっと圧迫された状態だ。
先端から根元にかけて少しずつ熱くなったしのぶに包まれていく。
ずちゅっ・・・ずずっ・・・・じゅぷ・・・

しのぶ「はぁ・・・・ふっ・・・あぁっ・・・」

俺のペニスが全部しのぶの中にはいると、しのぶも声をもらした。

しのぶ「ごめん・・・はぁ・・・声がっ・・・でちゃう」

そうか、俺が男を意識しないように、しのぶは声出さないようにしていたのだ。
俺は、そんなしのぶがたまらなく愛しくなって抱きしめた。

中村 「目隠し、とってくれ。・・・しのぶの顔がみたい」
しのぶ「えっ?」
中村 「しのぶの顔をみて、しのぶの声を聞いて、一緒に感じ合いたいんだ」
しのぶ「・・・」

しのぶは俺の目隠しをとると上からまっすぐに俺を見つめた。
俺は、しのぶの顔を両手で挟んで引き寄せ、口づけをした。
お互いの舌の動きを確かめ合いながら絡めあう。
そして舌の動きに合わせて、しのぶが腰を動かし始めた。
俺は下から突き上げる。
ぐちゅぐちゅっ・・・ずずっ・・・じゅぷじゅぷん・・・
しのぶの浴衣の胸を大きく広げ、乳首を吸い舌でころがす。
手のひらでふとももをなぞると、きめの細かい肌がすいついてくるようだ。
そして浴衣のすそをたくしあげると、そこには間違いなく男性の象徴である
ペニスが勃起した状態で、先端からは液体を滴らせていた。
しのぶは、男なのだ。
それを再確認してもなお、俺はしのぶが愛おしかった。
くちゅくちゅ・・・くちゅくちゅ・・・
ペニスをしごくと、しのぶは腰を前後に動かし始める。

しのぶ「ああっ・・・んっ・・・んんぁ・・・・・はっぁ・・・」
中村 「感じるか?」
しのぶ「うん。イイ・・・・気持ち・・・いい」
中村 「もっと、声を聞かせてくれ・・・んっ・・・しのぶの感じてる声」
しのぶ「んっ・・・いいっ・・・なか・・っむらさ・・んの・・・
    奥まであたって・・・ああっん・・・はぁ、・・もち・・イイっ」
中村 「俺も・・・しのぶんなか・・・気持ちいい・・・ふぅ・・」

俺は、しのぶのペニスをしごきながら下から腰を激しく突き上げる。
しのぶは俺の肩に手を置いて、腰を回しながら俺の動きに合わせる。
かつて、セックスがこんなに気持ちいいと思ったことがあっただろうか・・・

しのぶ「あぁ・・・もう・・ダメっ・・・いっちゃいそう・・・」
中村 「いけっ・・・はぁ・・・俺も・・・イきそっ・・・・」

ずちゅん・・じゅぷん・・・・じゅっじゅっじゅっ・・・

ふたりは唇を重ね、舌を絡め会いながら激しく愛し合い・・・果てた。



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<会社・夜>
こうして、どういうわけか俺は見ず知らずの少年を会社に連れて帰ることになった。
会社に着くと、少年は物珍しそうに部屋の中を見回している。

中村 「書類には触るなよ~。あと、このソファー動かすの手伝ってくれ」
少年 「えー?今から模様替え?」
中村 「違うよ。まぁ、いいからいいから。」

応接室・・・というか応接スペースから自分の机の横にソファーを移動し、
窓に向けてセッティングする。
机にコンビニで買ってきたものを広げる。

中村 「腹へってないか?おにぎり食べていいぞ。飲み物は・・・」
少年 「俺、この牛乳でいいよ。それから、猫にこんな牛乳あげたらだめなんだよ」
中村 「ええつ!?なんで?」
少年 「あの猫、子猫じゃないんだから牛乳必要ないし、
牛乳の中の成分で消化不良起こして下痢になる。」
中村 「そうなのか?知らなかった。猫には牛乳とばかり・・・」
少年 「まぁ、下痢しない猫もいるみたいだけどね。おかかのおにぎりいただきまーす」
中村 「はい、どーぞ。電気消すぞ」
少年 「!?」

そして俺は入口付近にある電気のスイッチを消すと、
つまずかないようにゆっくりソファーに近づき、ビールのプルタブを開けて座った。
ちょうどそのタイミングで花火が打ちあがった。
ドドーン!ドドドドーン!!

中村 「よっし、今年も花火見えるぞー」

実は昨年、残業をしていたとき、何気なく窓の外を覗くとビル群の狭間に花火が見えた
のだ。ほんの小さな隙間に見える花火は万華鏡をのぞいたときと少し似ている。
ビルの窓ガラスに反射した花火と実際の花火が予想もしない形に見えて、なんだか少し
ドキドキするんだ。

少年 「花火?ここから見えるの?」

そう言って、おにぎりをほおばりながら、窓に近づいて外を覗き込む。
少年「見えないじゃん。ビルがいっぱい見えるだけだよー。おじさんのうそつき~」

少年は、口をとがらせながら振り向く。
その様子が可愛らしくて、つい頬が緩んでしまう。

中村 「この、ポジションじゃないと見えないんだ。
    それと、おじさんは勘弁してくれ。これでもまだ33歳だ。
    俺は、中村 聡。君は?」
少年 「なかむら さとし?俺は・・・しのぶ」
中村 「しのぶくん?・・・こっちに来てご覧」

しのぶは俺の横に腰掛けて窓の外を見るが、やはりそこからでは見えない。
花火が見えるスペースは本当に狭いのだ。
俺は自分の両腕を伸ばして、見える範囲を示した。

中村 「もっとこっち、ここからここまでくらいかな」
しのぶ「もっと?」

しのぶは、身体を俺にぴたりと合わせて顔だけ寄せてきた。
俺の右腕に顎を載せて、ほとんど俺の顔と被ることになる。
しのぶの柔らかい髪が鼻先をくすぐる。
どどどーん!どーん!!

しのぶ「うわぁ!見えた!!」

そう言うと満面の笑顔で振りかえり俺を見上げる。
危うくキスしそうな距離だ。
一瞬、時間が止まったかのようにふたり見つめ合った。
ドーン!!
その時、大きな花火が上がって我に返った。俺は少し焦っていた。

中村 「ははっ。本当にわずかな狭間にしか見えないんだよな」
しのぶ「じゃぁ、俺、中村さんの後ろのこの背もたれに座るよ。
縦のスペースなら見えるものね。」
中村 「嫌、それは危ないから、・・・ここにおいで」

危ないから?俺は両足を広げてスペースを空け、そこにしのぶを座らせた。

中村 「狭いか?」
しのぶ「うんん。大丈夫。」

俺はしのぶを後ろから抱きしめ、肩に顎を載せると頬が触れあうほどの距離で
窓の外をみた。
そこには、恋人同士のような、しのぶと俺の姿が映っていた。



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<路地裏・夜>
コンビニに行くと、これまた人でいっぱいで、商品は残り少なく、
レジは長蛇の列になっていた。
とりあえず、おにぎりとビールとつまみと、そして牛乳を買って店を出た。
コンビニの帰り道、さっきの路地裏に行ってみるが、猫の鳴き声がしない。

中村 「にゃあ~、にゃぁ~」

俺は、呼びかけながら植え込みの陰を探してみるが、気配もない。

中村 「なんだ。待ってろって言ったのにな。にゃぁ~!いないのかー?」
少年 「にゃぁ~」
中村 「うわぁ!」

俺は声にびっくりいて振り向くと、そこには浴衣を着た高校生くらいの少年が立っていた。

少年 「おじさん、さっきの猫はもういないよ」
中村 「え?どこに行ったか知ってるのか?」
少年 「女の子が連れてった」
中村 「そうか・・・。」

俺は、がっかりしていた。

少年 「ねぇ、おじさん。猫の代わりに俺を連れて帰ってよ。」
中村 「はぁ?何を言ってるんだ?」

俺は、驚いて少年の顔を見る。
すると、まっすぐに俺を見つめる少年の瞳に釘づけになった。
さっきの猫とどこか似ている気がした。

少年 「俺、さっき捨てられたんだ。一晩だけでいいからさ。」
中村 「いや、君まだ、未成年だろ?家に帰らないとまずいだろう。」
少年 「帰るところなんてないよ。捨てられたって言っただろ」
中村 「え?親に捨てられたってことはないだろ、さすがに?」
少年 「違うよ、恋人に捨てられたの」
中村 「恋人?恋人と住んでたのか?ん~。それは大変気の毒だったな。
とはいえ猫じゃないんだから見ず知らずの君を連れて帰るわけにもいかないだろ。じゃっ!」

俺はそう言って踵を返した。

少年 「ひどいよ~俺のことは遊びだったの!?結婚するからってぇ~」

いきなり、意味不明なことを大声で叫びだした。
俺は慌てて振り返り、咄嗟に口を塞ぐため抱きしめた。
柔らかな髪がふわりと顔をくすぐり、爽やかな草の香りがした。
顔をあげてまわりを見渡すと、チラリと路地裏を覗き込む人はいたが、
痴話げんかくらいに思ったのか、人々は素通りしていく。
大人しくなったので腕の力を緩めると、

少年 「ぷっはぁ~苦しかった~もう、殺す気?」

そう言って、まっすぐに俺を見つめる。
小柄な彼を力いっぱい抱きしめたので、顔が俺の胸に埋まってしまっていたらしい。

少年 「さっきは猫に、人間だったら連れて帰るって言ってたのに、
今度は猫だったら連れて帰るとか言うわけ?」
中村 「それは、猫相手だったからちょっと下心を声に出して言ってみただけだ。
    っていうか、お前なんで知ってるんだ?」
少年 「俺、近くにいたから全部聞いてた。」
中村 「うわぁ~猫に夢中で周り見えてなかったな・・・」
少年 「いいだろ、俺人間なんだからお持ち帰りしてよ。」
中村 「いや、だから女の子をお持ち帰り・・・って俺、何言ってるんだ?」
少年 「あの猫だってオスだったし。また大声だすよ?」
中村 「ああーもうわかった!じゃぁ、ついて来い。
でも連れて帰るって言ったって、家に帰るわけじゃないんだ。
    会社で朝まで仕事するつもりで・・・」
少年 「おじさん、どうせ仕事するつもりないでしょ?ビール持ってるし。」
中村 「うっ。・・・わかった。その代わり、明日の朝にはちゃんと保護者のところに帰りなさい」
少年 「やった!ありがとう」


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<路地裏・夜>
俺は、花火大会が始まってごったがえする前に夜食を買おうとコンビニに向かった。
ビルの外に出ると、すでに浴衣を着た人たちで賑やかだった。
少しでも人混みを避けようと路地裏を歩いていると猫の鳴き声が聞こえる。
植え込みの陰を覗くと、まっすぐに俺を見つめるふたつの瞳があった。

猫  「にゃぁ~」
中村 「にゃぁ~。おいで」

しゃがんでゆっくりと手を伸ばすと、恐る恐る近寄ってきた。
俺の指に鼻先をこすりつけると、顔をあげてまた鳴く。
そっと抱きあげた。
人に慣れてるな。まだ、子供か?1歳になるかどうか、若いな。

中村 「どうした?迷子になったか?こんな人込みに出て行ったらもみくしゃになるぞ」
猫  「にゃぁ」
中村 「お前、芯のつよそうないい顔してるな。人間なら惚れてたかもしれないな。」

俺は、その猫にキスをした。猫は目をほそめて気持ちよさそうにしている。

中村 「やばい。マジでお持ち帰りしたくなってきた。可愛いなぁ。」

その猫はつぶらな瞳で俺を覗き込む。

中村 「お前が人間だったらな。一緒に花火が見たかったな。
    猫ちゃんだからな。ごめんな。今からコンビニ行ってくるから、
ミルク買って帰りにも寄るよ。ここで待ってろ。いいな。」
  猫  「にゃぁ。にゃぁ~」

 猫を連れてコンビニに行くわけにもいかず、植え込みの陰に猫をおろすと、
 後ろ髪を引かれる思いでコンビニに向かった。



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<会社・夜>
俺は今夜も一人で残業をしていた。
30歳で独立し、会社を立ち上げて3年。
そう、石の上にも3年だ。
やっとどうにか軌道に乗ってはきたものの
信頼できる社員と少人数でやりくりしている。
社員が帰った後、ひとり残って残務整理をしていることも少なくない。

警備員「中村さん、また居残りですか?」
中村 「お疲れ様です。いつもすみません」
警備員「「いやいや、私はかまいませんがね。今夜は花火大会ですよ。
    ほどほどで帰らないと外は人混みで大変になりますよ」
中村 「そうですね。花火大会なので社員は早めに返しました。
    デートや家族サービスもあるでしょうしね。」
警備員「はははっ。まったく中村さんはやさしいですね~
社員さんも幸せだ。」
中村 「いやいや、いつもよくやってもらってるんでね~」
警備員「でも、そんなじゃ、中村さんはなかなか彼女もできませんね。」
中村 「あはははっ。当分無理ですね~最近は猫でも飼おうかと思ってます。」
警備員「猫なら散歩もしなくていいですしね。でも、ますます婚期が遅れますよ」
中村 「確かに。はははっ。」
警備員「じゃ、私もそろそろ家族サービスに帰りますので、
    後はいつもどおりお願いしますね」
中村 「了解です!と言っても、朝までいるかもしれませんが。」
警備員「やれやれですな。ははははっ。がんばってください」
中村 「ありがとうございます。お疲れ様でした。」

会社が入っているこのビルは5階建てで各階それぞれ別の会社が入っている。
人がいる昼間は警備員がひとりで巡回しているが、夜は無人警備に切り替えて
退社することになっている。
無人警備に切り替えた後は、エレベータにもそれぞれ鍵がついているので、
別の階に降りることはできない。
うちの会社は最上階。と言っても5階なのでそれほど見晴らしがいいわけでもない。
周りにビルが密集しているので、花火も音だけで楽しむことになる。
いやぁ、ホントこんなんじゃいつまでたっても結婚なんて難しいな。



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青い季節、

最後まで読んでいただきありがとうございました。

一旦、完結です。

拾いきれていない伏線も色々あるのですが、

この作品に関しては

続編、スピンオフを考えていますので、

またお楽しみいただければ幸いです。



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<昼・別荘屋上>
昨日、涼とセックスをした。
正直俺はモテる。セフレでもいいって女も沢山いる。
だけど、涼は男なのに・・・今までの誰とのそれよりも気持ちよかった。
そして、何より心が満たされた。
思い出してみれば、俺は涼に一目ぼれしていたのかもしれない。
入学式の時、すっごく色が白くて綺麗な涼に視線が釘付けになった。
立ち上がった時、制服がスカートではなかったのを見て、
俺ははじめて涼が男だと気付いたのだ。

涼「隆哉~一緒に泳ごうぜ」
涼がプールから上がって水をしたたらせながら近づいてきた。
隆哉「お前元気だなぁ」
涼「元気さ!隆哉と一緒にいられるんだから」
と、軽くチュッっと唇を重ねてくる。ホント、慣れてるよなぁこいつ。
どんな奴と付き合ってきたのか、気になるけど・・・まぁ、気にするのはやめよう。
隆哉「俺は、腰とケツが痛い」
涼「まじ?大丈夫か?」
隆哉「うん。・・・実は俺さ、ホテルで見たAVのせいかもしれないけど、
涼って抱かれる側かと思ってたんだよね・・・綺麗だし。」
涼「だかれ・・・って。そうかぁ。隆哉は・・・辛い?今度抱いてみる?」
隆哉「はっ?いや、いい。このままで・・・いい。なんか、違う気がする、それは」
涼「違うって。ははっ」
涼の笑顔って綺麗だな・・・と、つい見とれてしまった。
俺は、誤魔化すように、話題を変えた。
隆哉「涼って入学した頃ちっちゃかったよな」
涼「あのころ163しかなかった。3年間で20cm伸びたからね。」
隆哉「まじか?やっぱ抜かれてたのか・・・」
涼「そんなに変わらないよ。隆哉、筋肉いっぱいついてて男らしいじゃん」
隆哉「お前だって、何もしてないわりにめっちゃ筋肉あるよな?」
涼「何もって。俺、ずっと水泳やってたし、じいちゃんに武術習ってるし」
隆哉「そうなの?どうりで・・・でもさ、涼が泳いでるの初めてみたぞ?」
涼「学校の授業では見学してるから。補修でタイムとか測ってもらって単位もらってるんだ」
隆哉「え?なんで?」
涼「聞くかな?男子が欲情しないように、男女別にプールに入るわけでしょ?
でも俺は男の裸に欲情しちゃうんだよ?」
隆哉「欲情って・・・」
涼「まぁ、誰でもってわけじゃないよ。もちろん好きな人限定だけどさ。
この学校ってそういうとこ受け入れてくれてるんだよね。」
隆哉「そうなの?」
涼「うん。俺の前の学校でのことも申請したうえで入学できたし、
佳苗ちゃんの話だとこの学校って性的に悩み抱えてる人、実は多いらしいよ」
隆哉「あいつ、幼稚園からこの学校の付属だからなぁ。詳しいな」
涼「うん。隆哉も仲間入りしちゃったね」
隆哉「!?・・・そういうことか・・・そうだよな」
涼「後悔・・・してる?」
隆哉「いや、後悔はしてない。俺、今まで付き合ってきた子の誰より涼のことが好きだ」
涼「隆哉・・・」
涼は瞳をうるませている。
隆哉「涼って、塁線弱いんだな」
涼「そうかも・・・」
隆哉「エッチん時は、めちゃくちゃ男っぽいのにな」
涼「ははっ、そう?」
俺は、涼が可愛くなって頭を引き寄せキスをした。
深く舌を絡ませていたら・・・ヤバイ興奮してきた。
涼「たか・・・や」
隆哉「ん?」
涼「したくなってきちゃった・・・」
隆哉「だよね・・・?」
結局、プールサイドのパラソルの下で愛し合うことに・・・

俺たちって、青春してるよね。
プールに飛び込んで、ふたり一緒に仰向けにぷかぷか浮いてみると
どこまでも青い空が広がっていた。

Fin


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<午後・涼の部屋>
ふたり唇を重ねる。何度も何度も・・・・。
俺は隆哉のTシャツを脱がせ、首筋から胸へ舌を滑らせる。
乳首を舌で転がし軽く噛んで舐める。
隆哉の息が少し荒くなってくる。
片手を股間に伸ばすと、すでに硬くなっていた。服の上からそっと撫でまわす。
隆哉「はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ」
そのままベッドに導き、また唇を重ねる。
隆哉のパンツを脱がせると、俺もTシャツとパンツを脱いだ。
生まれたままの姿でふたり見つめ合う。
涼「隆哉・・・本当に、いいの?」
隆哉「ん?何が?」
涼「隆哉のバージン。俺がもらっちゃうよ。」
隆哉「バッ・・・うん。男同士のセックスなんてよくわかんねーけど、
涼と一緒に気持ち良くなりたい。だから、まかせる。」
涼「嬉しい・・・隆哉・・・好きだよ」
俺は夢中で愛撫をした。隆哉の身体の隅々まで。

大きめの枕を半分にして隆哉の腰の下に入れる。
ローションを指ですくい、お尻の穴に塗りながら人差し指と中指をゆっくり差し込む。
ぐりぐりと指を動かしながら隆哉の快感ボタンを探る。
隆哉「ああっ!そこ・・・・」
涼「ここ?ここがいいの?」
隆哉「んっ・・・いい」
了解!心の中で呟きながら、快感ボタンを刺激し、ペニスをほおばる。
隆哉「ああっ・・・はぁ・・・はぁ・・・・んんっ」
だいぶほぐれてきたかな。
涼「隆哉・・・入れていい?」
俺はそう言いながらコンドームの袋を咥える。
隆哉「ああ。・・・なぁ、ゴムつけなきゃだめ?」
涼「ええ?」
隆哉「初めて・・・だから、その・・・涼を生で感じたい」
涼「うっ!」
俺は慌てて自分のペニスを強く握った。
何なに?もうっ!それ、言葉責め?イっちゃうかと思った。
涼「・・・嬉しい」
俺はそう言って、自分のペニスにローションをたっぷり垂らし、
くちゅくちゅと音をたててしごいた。
涼「入れるよ。力抜いてて」
ぬぷっ。
亀頭を一気に差し込んだ。
隆哉「んんっ。」
涼「きっつ・・・大丈夫?」
隆哉「う・・・ん。ちょっと痛い」
涼「うん。じゃぁ、力抜いてゆっくり呼吸してみて。入れるよ」
ズズッ・・・ずずっ・・・
少しずつ隆哉の中に押し入れていく。
隆哉「はぁ・・・はぁ・・・あっ!んんっ・・・はぁはぁ・・・」
涼「はぁ・・・はぁ・・・んんっ。はぁ。全部入ったよ。隆哉ん中あったかい。」
隆哉「ふぅ~。なんか苦しい。俺ん中、涼でいっぱい」
だから・・・言葉責め禁止だってば。
俺は隆哉にキスをした。これ以上言葉責めされたら、俺が先にイっちゃいそうだから。
涼「動くよ。」
俺は隆哉の耳元で囁くと同時に腰を動かした。
ずずずっ・・・じゅぷっ。ずずずっ・・・じゅぷっ。
ゆっくり抜いて一気に突く。
隆哉「ん~~~あっ!」
涼「隆哉、痛い?」
隆哉「ん~痛気持ちいい・・・」
涼「うん。じゃぁ俺の首に腕まわしてみて。少しは楽になると思うから」
そう言うと、キスをしながら腰を小刻みに動かす。
隆哉「はぁ・・・はぁ・・・はぁ。あっ・・んんっ・・・あんっ」
気持ちいい。隆哉ん中ぐちゅぐちゅになってきた。
涼「隆哉・・・・はぁ・・・隆哉、好き。・・・はぁ、好き」
隆哉の耳元で囁きながら、腰を打ち付ける。
隆哉は俺の髪をなでた。それ、弱いんだよなぁ俺。
隆哉「ああっんっ。奥・・・奥に当たってる。・・・ああぁ、いいっ・・・」
隆哉、お尻でちゃんと感じてるんだ。
そう、思ったらもう、抑えもきかなくなってきた。
夢中で腰を動かし、キスをする。
隆哉「んっ・・・んんっ。涼・・・涼・・・っもちイイ・・・あぁ・・・」
涼「ふんっ・・・俺も・・・はぁ・・・はぁ・・・」
隆哉「・・・っもちイイ・・・はぁ・ん・・なんか変に・・・なりっそ・・うっ」
隆哉のペニスはビンビンに勃起していて、先端からは先走りの液体が光っている。
そこにのばしかけた隆哉の手を掴んで指を絡めベッドに押し付ける。
涼「隆哉・・・お尻で感じて・・・はぁ・・・隆哉ん中の俺を感じて・・・」
隆哉「涼・・・はぁんっ・・・んんっ・・・ふう・・あっ、ぁつ・・・ヤバイ!イきそう」
俺の動きに合わせて隆哉が腰を押しつけてくる。
隆哉の中がきゅうっと締まって俺のペニスを強く掴んでくる。
涼「はぁ!隆哉すっごい締まる。はぁはぁ・・・イって、俺を感じてイって」
隆哉「涼・・・涼・・・ああっん・・・いくっ・・・イクッ!ああぁ!!」
ビクンビクンと全身を跳ねながら達する隆哉の顔を見て俺もイった。
涼「ふぅンっ!」
二人とも肩で息をしながら抱き合ってキスをした。
涼「隆哉、気持ちよかった?・・・好きだよ」
隆哉「ああ。・・・気持ちよかった・・・」

涼「・・・じゃぁ、今度はバックでする?」
隆哉「えっ!?・・・マジか?」
涼「うん。キスしたらまた勃ってきちゃった」
隆哉「ええぇーーーーーー!?」

こうして二人は暗くなるまで、何度も愛しあった。



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<午後・風呂>
まだ陽も高いというのに、二人でお風呂に入った。
隆哉の裸体を明るいところで見るのは初めてだし、俺のを見られるのも初めてだ。
なんだか恥ずかしくて、お互い照れ隠しに他愛もないことを話しながら身体を洗った。
まあるい湯船に入るとジャグジーの細かい泡が足にまとわりついてくすぐったい。

どちらともなく抱き合ってキスをした。
舌を深く絡めると吐息が漏れる。
隆哉「んっ・・・」
俺は隆哉の首筋に舌を這わせる。
皮膚を少ずつついばみながら、首筋から胸へ、乳首へ腹へそして・・・
だんだんと下へ下がり、隆哉のペニスを握ってその先端をぺろぺろと舐める。
隆哉「ふっ・・・」
ぴちゃ・・・くちゅくちゅ・・・ぴちゃぴちゃ・・・

涼「隆哉、そこの出窓に手をついて、片足を湯船のへりにあげてみて」
隆哉「え?・・・こう?」
涼「うん。お尻を少し突き出して」
俺は、突き出された隆哉のお尻を手のひらで揉んでみた。形のいいお尻だなぁ。
お尻のほっぺを舌で舐めまわす。
両手でその中央にあるつぼみを少し強く押し広げた。
隆哉「んっ!」
押し広げたつぼみを舌の先でつつき、全体を舐める。
ぴちゃ、ぴちゃ・・・
隆哉「あはっ・・・はっ・・・」
隆哉ってお尻の感度いいかも。
少し柔らかくなったつぼみの真中の穴に、人差し指をぐいっと入れる。
隆哉「はんっ」
ぐりっぐりっと指を回しながら出し入れする。
もう片方の手で隆哉のペニスをしごくと、ビクッビクッと反応している。
俺はお尻の指をもう一本増やして差し込む。
隆哉「んんっ・・・ふぅ・・・はぁ」
その2本の指を離して穴を少し広げてみる。
狭いな・・・。
涼「隆哉のピンク色のつぼみ、良く見える。綺麗だ」
隆哉「はぁ・・な・恥ずかしいだろっ・・・んっ」
涼「大丈夫。恥ずかしさなんて忘れるくらい気持ちよくしてあげるから」
隆哉「ばっ。お前も気持ち良くならなきゃ意味ないだろ」
涼「もちろんさ。続きはベッドでしようか?」



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<昼・別荘>
別荘に着くと誰もいなかった。
隆哉「あれ~ふたりとも、どこ行っちゃったんだ?屋上かな?見てくるわ」
俺は、ある予感がしていた。自分の部屋を見渡すと枕の位置が少しずれている。
それをどけるとメモがあった。
「予想より早く見つかっちゃったみたい。先に帰るね。楽しかったよ。ありがと。
隆哉と進展できるといいね。佳苗」
そうかぁ~早かったな。
隆哉「涼~屋上にもいないぞ~。あっ、美和子からメール入ってる」
リビングに降りてきた隆哉は携帯を充電しながらメールを読みあげた。
隆哉「佳苗のお兄さんが迎えにきたので一緒に帰ります。私一人残ってもね~。
あとは二人でよろしくやってくださいな♪美和子。だってさ~」

涼「・・・・」
隆哉「涼?どうかしたのか?」
涼「・・・今から支度して出れば夜には帰れるな」
隆哉「はぁ?俺たちも帰るの?いいじゃんまだ予定日数あるんだから。
ふたりでよろしくやろうぜ」
涼「・・・無理だよ。・・・限界・・・」
隆哉「無理ってなだよ?限界って?」
涼「隆哉と二人っきりで何日もなんて無理だって!!」
俺は、混乱していて少し大きな声をだしていた。
隆哉「俺と二人っきりは無理ってどういう意味だよ!
今すぐ帰りたいほど・・・俺と一緒はそんなに嫌なのかよ!」
隆哉が怒りだしたのでますます取り乱した。
涼「違う!また、夕べみたいなことになっちゃうから!駄目なんだよ!」
隆哉「はぁ!?涼は昨日のこととか嫌々だったわけ?ばっかじゃねーの!勝手にしろよ!」
部屋を出て行こうとする隆哉の背中を見たら、涙が出てきた。

涼「好きなんだ!!」

このまま会えなくなってしまうのは、絶対に嫌だ。どうしてもひきとめたかった。
友達としてでも、ずっと一緒にいたかった。
でも、それさえ許されないなら・・・もう、やけくそだった。
隆哉は背を向けたまま立ち止り、動かなかった。
涼「俺・・・隆哉のことが好きなんだ。男なのに・・・キモイとか思うかもしれないけど。
だから、ふたりっきりで一緒にいたら俺・・・
きっと、がまんできなくなる。いつだってキスしたかったし、セックスしたかった。
そのくせ、留美ちゃんのかわりのセフレじゃ嫌なんだ。
だけど、そんなこと言ったらお前ともう、友達でもいられなくなるだろ。
一緒にいられなくなちゃうだろ・・・」
声が震えていた。
涼「だから・・・」
振り返って駆け寄ってきた隆哉に胸ぐらをつかまれた。
殴られるのかと思い、目を閉じると・・・
涼「!?」
キスされた。
唇をこじ開けて舌を入れてくる。深く強く。
俺は夢中で応えた。
涼「・・・んっ・・・ふっ」

そっと、唇が離れると強く抱きしめられた。
隆哉「俺も・・・たぶん、涼が好きだ。」
涼「たか・・・や・・・?」
隆哉「自分でもよくわからないんだよ。
俺、涼に彼女がいたって知った時、なんだかショックだったんだ。
ずっと涼とエッチなことって結びつかなくて・・・勝手に涼のイメージ作ってたのかも。
でも、あの日・・・涼にエロいことされてからずっと身体が疼いてて・・・。
昨日もすごく気持ちよかったし、嬉しかった。
それに、相手の気持ちいい顔が見たいなんて思ったの初めてで、・・・涼は男なのに・・・
だけどさっき、涼は後悔しているみたいなこと言われてショックだった。」
涼「・・・」
隆哉「でも、たぶん、こういうのが好きって気持ちなんじゃねーかって思うから・・・」
俺は嬉しくなって隆哉にキスした。
さっきより、もっともっと深く激しく熱く・・・。
隆哉「・・・はぁ・・・んふっ・・・」
涼「んんっ・・・・はぁ・・・」
そっと唇を離して隆哉を見つめると
隆哉「ばっか。チンコ勃っちっただろ」
涼「俺も・・・一緒にお風呂入る?」
隆哉「まったく、急に積極的だな。ははつ」
涼「だって、嬉しいんだ」
夢みたいだ。隆哉とキスできるなんて。
今度は嬉しくて涙が出てきた。
隆哉はその涙を指ですくって、俺の頭を引き寄せてまたキスしてきた。
好きな人とするキスって気持ちいい。



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<午前・車中>
俺は正直戸惑っていた。
夕べは隆哉が隣で寝ていると思うと興奮して眠れなかった。
隆哉の横顔を見つめながらこっそりオナニーしてたら
いきなり寝がえりをうって目を開けるから驚いた。
そして、俺も眠れないからしてやるって・・・。
俺はゲイだ。そして隆哉が好きだ。だから隆哉に触れたいと思う。
でも、隆哉はノンケだし、隆哉にとって俺は友達なのに、
なぜそんなことしてくれるのだろう?
セフレの留美ちゃんと別れて欲求不満なのか?俺をその代用としているのだろうか?
隆哉は性に対してとてもオープンだし、気持ちよければいいとか言ってたし。
男でも女でも関係ないのだろうか・・・?
夕べみたいなことは、夢のようで嬉しいけど、俺は隆哉の身体だけが欲しいわけじゃない。
セフレになんかなりたくない。隆哉の心が欲しいんだ。
だから・・・辛すぎる。こんなことが続けば俺は、もっと隆哉を求めてしまう。
今ならまだ、性欲処理の悪乗りくらいで高校最後の夏休みの思い出に出来る・・・。
隆哉を失いたくない。たとえ友達としてでも、ずっと一緒にいたい。
もう、大切な人と会えなくなるのは二度と嫌なんだ・・・。

隆哉「涼?・・・涼!?青だぞ!」
涼「えっ!?」
隆哉「大丈夫か?さっきからぼぉ~っとしてるけど」
涼「あ、あぁ。」
隆哉「何考えてるんだよ」
涼「えっ?・・・いや、昨日、車屋にいたおばちゃんはきっと、
じいちゃんの仕込みだなぁって思って。まったく!」
隆哉「何それ?」
涼「さっき、車屋のおじさんに聞いたら、あのおばちゃん奥さんじゃないって。
たまに電話番お願いしてるだけみたい。あのホテルのオーナーらしいよ」
隆哉「まじか?それでサービス券とか持ってたわけ?
でも、結局無料じゃ儲からないのにな?」
涼「じいちゃんの罠さ。旅行中、車屋へ行け。行くときは必ず好きな子と一緒に行けって言われてたんだ。」
隆哉「はぁ?まじで?それであのおばはん、あんなに泊めることに必死だったわけね。」
涼「たぶん・・・」
隆哉「涼のじいちゃんって、まじ変わってるな~ははっ。俺で、残念がってただろうな~。」
涼「あぁ。」
そうでもないけどな。じいちゃんは俺がゲイなこと知ってるし、
たぶんちゃんと好きな人連れて行ったこともわかってるはずだからな・・・・


隆哉「そろそろ着くな。泊るって言ったきり、携帯充電切れちゃったから、あいつら心配してるだろな」



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<夜・ホテル②>
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ・・・・・・
眠れなーーーーーーーーーーーーーい!!
あの日から俺は、涼の指の動きや唇の感触を思い出すたび身体が疼いて仕方なかった。
正直、涼をおかずに抜いて自己嫌悪に陥ったくらいだ。
その涼が隣で寝息をたてて寝ている。その鼻息が耳にかかるだけで勃起していた。
眠れるわけがない。
たまらず、股間に手をあてる。
パンツは洗濯してしまったので、実はノーパンだったりする。
隆哉「うっン・・・」
うわぁ。変な声出た。やばい。
思わず寝返りを打って涼を見ると・・・
めちゃくちゃ、至近距離で目が合った。
隆哉「えっ!?」
涼「な・なんでこっち向くんだよ!・・・」
お互い、かなり焦ってパニくっていた。
ぴくっ、と涼の身体が動く。
あれ?もしかして?
俺は、思い切って涼の股間に手を伸ばした。
涼「わぁ!何するんだよ」
隆哉「なんだ。一緒じゃん」
慌てる涼の手を、俺の股間にあてる。
涼は一瞬びくりとしたが、ガウンの上から、そっと俺のペニスをさすった。

隆哉「このままじゃ眠れないだろ?今日は、俺が涼を気持ちよくさせてあげるよ」
涼「なぁ?な・何言ってるんだよ!?」
隆哉「この前の、お返し」
涼「い・いいよ。そんなお返し!っていうか、それ仕返しじゃねーのかよ」
隆哉「涼の気持ちいい顔が見たいんだ・・・」
涼「えっ・・・?」

俺は布団を剥いで涼の上に馬乗りになった。
そして、ガウンのひもをほどくと胸の部分を両手で一気に開いた。
照明を少し明るくすると、涼の透けるような白い肌が浮き上がる。
思わず手の甲で涼の首や胸や腹をなでた。なめらかな肌だ。
隆哉「涼って、着やせするんだな。すごく綺麗な筋肉。」
俺は正直驚いた。
色白だし、顔は綺麗だし、なんとなく華奢なイメージだったけど、
めちゃくちゃ男っぽい身体してるんだな。
乳首もピンク色で綺麗だ。
ふと、「俺もおっぱいないし・・・」と言った涼の言葉を思い出した。
隆哉「おっぱいなくてもエロいな・・・」
涼「!?」
俺は涼のピンク色の乳首を舌のざらざらした表面で舐めた。
涼「んっ」
感度良好!
少し身体を下にずらしながら反対の乳首を人差し指の腹でころがす。
俺の腹の下にある涼のペニスがぴくんと動いた。
腰もとに残っていたガウンを払うと、涼もノーパンだった。
そしてそこには、スカイツリーよろしくそそり立つ涼のペニスがあらわになった。
隆哉「でけぇ・・・」
涼「ばっ!」
いや、マジででかい涼のペニスに視線が釘付けになった。
涼「そんなに見るなよ・・・」
涼のスカイツリーの先端からは透明な液体があふれ出ていた。
それをからめてペニスをしごく。
涼「あっ。・・・ふっん・・・」
くちゅ・・・くちゅくちゅ・・・
いやらしい音が静かな部屋に響いた。
思わず涼のペニスを口に含むと、涼は慌てたように俺の頭を強く引いた。
涼「やめろっ。お前はノンケなんだから、無理してそんなことしなくていい」
隆哉「えっ?のん家?何?俺、無理とかしてないし。涼だってしてくれたじゃん」
涼「そ、それは、・・・したかったから・・・」
隆哉「・・・俺もしたいから。」
涼「なっ!・・・嫌じゃ・・・ないのか?」
隆哉「チンコ舐めるのなんて初めてだけど、涼のだから嫌じゃない」
涼「・・・」
確かに、ほかの奴のチンコ舐めるのなんか絶対無理だけどな。
涼もそれ以上抵抗しなかったので、俺はぶちゅぶちゅと音をたてて吸い上げた。
涼の繊細で整った顔が快感にゆがむ表情に、俺は興奮していた。
涼「たか・・・や。俺も隆哉の舐めたい。足、こっち向けて」
言われるまま、足を涼の方に向けて横になると、69のような体制になった。
夢中でお互いのペニスをしごき舐め上げ感じ合った・・・。
そろそろ限界・・・と思った時、
涼が無言のまま起き上がり俺の上に乗ると、二人のペニスを一緒に握ってしごきだした。
隆哉「うわつ!ああぁ。」
頭のてっぺんまで電気が走ったかのように身震いした。
涼は激しく腰を揺らしながら2本のペニスを両手でしごく。
気持ちいい。
隆哉「涼・・・りょう・・・ヤバイ。イきそう」
涼は俺の耳元に顔を埋めてきた。
涼「俺も・・・イきそう」
あぁ、俺はこの涼の低くて甘い声に弱い。
くちゅくちゅくちゅ・・・っぐちゅぐちゅ・・・
隆哉「はぁ・・・はぁ・・・・ふっ・・・あっ、ああっ!」
涼「ふっ・・・・ふっん・・・・クっ!・・・・・・はぁ!」
二人、ほぼ同時に達した。
勢いよく射精された二人分の精液は、俺の顔まで飛んできた。
涼は俺のほほに飛んだ精液を人さし指と中指ですくって、俺の口の中に入れた。
俺は舌を使って涼の指を舐めた。
涼「隆哉、いやらしい・・・」
そう言うとその指で自分の唇をなぞり舌を出して唇を舐めた。
隆哉「エロすぎ・・・」


涼はエッチの時かなり変貌する。エロいしテクも半端じゃない。
いったい今までどんなやつと付き合ってきたんだろ・・・?
俺は今まで、セックスする相手の過去なんて気にしたことなかったのにな。
・・・え?
これってセックスなのかな?
涼は男なのに・・・留美や萌とするよりずっと気持ちよかった。
それに、俺は今まで自分が気持ちよければそれでいいって思ってた。
俺が気持ちいいんだから女も気持ちいいだろって、だけど・・・
どうしたら涼が気持ちいいかなとか、涼の気持ちいい顔が見たいとか
今日はそんなことばかり考えてた・・・
なんなんだこれは。
俺は、どこか変になってしまったのだろうか・・・?



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<夜・ホテル①>
そのホテルとは、いわゆるラブホテルで、しかもかなり古い感じ。
スイートルームとやらは、とりあえずそのホテルの中で一番良い部屋のようではあったが、
何がというと、たとえばベッドがまるくて回転するとか、ベッドからバスルームが見えるとか、
一昔前の刑事ドラマで殺人事件の現場に出てきそうな部屋だった。
そして、涼は不機嫌極まりないといった様子である。

隆哉「なぁ、涼。そんなに怒るなよ~」
涼「怒るよ。なんでこんなところでホテルに泊まることになってるんだよ。
しかも、彼氏とか言うし」
隆哉「だって、あのおばはん、何が何でも泊らせようって強引だったし。
彼氏とか言ったのはジョークだってわかるだろ~」
涼「・・・俺の場合はジョークにならないんだよ・・・。」
隆哉「え?」
涼「なんでもない!もう、さっさと風呂入って寝るぞ」
隆哉「ああ。買い出し荷物は預かってもらったけど、酒はまずいと思って持ってきた。
今日は、車乗らないからいいだろ?少し飲もうぜ」
涼「・・・そうだな。隆哉、先風呂入ってこいよ」
隆哉「はーい」

ベッドから風呂の中は見えるけど、風呂からは見えないんだ。
涼に見られているかもしれないと思うと、なんだか恥ずかしくて、そそくさと風呂を出た。
全然、色気も何もない変な水色のガウンを着て部屋に戻ると、涼は本を読んでいた。
交代で涼が風呂に入ったが、見てはいけないような気がして、ベッドの上で電気をつけたり消したり、
有線音楽を切り替えたりしていると、涼もまたあっという間に風呂から出てきた。
隆哉「うわっ。涼ってピンク似合うね。がははっ」
涼「笑うな。お前が先に水色着たからこれしかなかったんだろ!
っていうか、このガウンかっこわり~あはははっ」
二人で爆笑した。

軽く酒を飲んだが、涼の言うとおり早めに寝ることにした。
ベッドに入って電気を消す。
隆哉「おやすみ」
涼「おやすみ」



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<夕方・車屋>
山の麓、というか山の中にその車屋はあった。
周りは木々しかなくて、飛び込みの客は絶対ありえないと思えた。
そしてそこに並ぶ車は高級車ばかりで、戦車のようなものまである・・・。
いったいここはどこだ?

涼「すみませ~ん」
声「はいはぁい。」
めっさ、可愛らしい声が聞こえて、どんな娘が出てくるかと思いきや、
顔を出したのは“ザ・オバハン”だった。
いまどき、あんなパーマどこであててくれるんだろな?
涼「あの、立花ですけど・・・」
おばはん「あぁ。今ね、うちの人ちょっと出ちゃってるのよ。車置いてって」
涼「え?いや、これないと山の上まで戻れないんで」
おばはん「そうね~バスももうないしね」
涼「じゃぁ、とりあえず動くのでまた後日・・・」
おばはん「駄目よ。電気系統でしょ?この間、立花のおじいさん言ってたもの。
山の途中で止まるわよ」
なんだか、占い師みたいなこと言うおばはんだなぁ。
涼「はぁ」
おばはん「今夜は泊って行きなさい」
涼「は!?いや、泊るといっても・・・」
おばはん「ほら、そこの小道入っていくとホテルがあるから。なんならご優待券をあげる」
涼「い、いやそんな。」
おばはん「わかった。じゃぁ、ご優待券じゃなくて、スイートルームのご招待券を奮発しちゃう!!
ご招待券ってことは、無料よ」
涼「いや、そういうことでは・・・」
車の中から様子を窺っていた俺は、こりゃだめだ。と笑いながら車を降りた。
隆哉「はははっ。今夜はもう、そこに泊るしかないんじゃん?」
おばはん「あら?・・・彼女じゃないの?」
隆哉「いやぁ~彼氏ですみません」
涼「おまっ!な・何言って・・・」
おばはん「あら、そうなの?じゃぁ、今夜はスイートルームでごゆっくりね」
と言って、本当にご招待券を手渡された。
ウインクつきで・・・



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<夕方・車>
翌日は屋上にあるプールで泳いだり・・・まぁ、泳いだのは結局俺と美和子だけど。
涼はプールサイドで本を読んでるし、佳苗は体調がイマイチらしく部屋に籠っていた。
まぁ、それぞれ好きなことやっていてもなんだかんだと楽しかったけどな。

午後からは、涼と俺で買い出しに行くことになった。
ん・・・。ふたりっきりはちょっと気まずくて躊躇したが、
佳苗と美和子で夕飯の支度をするというので、役立たずは荷物持ちってことに。


車中は微妙な空気だった。
涼の読んでいる本の話や、俺の子供の頃の夏休みの話をしていたが、会話が途切れる。
ひととおり買い物が終わって帰る頃になると、話しのネタも尽きた。
俺は、思い切って気になっていたことを聞いてみることにした。
隆哉「なぁ、涼」
涼「ん?」
隆哉「佳苗と付き合うの?」
涼「はぁ!?」
マジでかなり驚いたらしく、ハンドルがぶれて車が左右に揺れた。
隆哉「あっぶねぇな」
涼「お前が変なこと言うからだろ。びっくりしたなぁ」
隆哉「そおか?この旅行で気がつくといっつも二人でいるし」
涼「それを言うなら、お前と美和ちゃんがいっつも二人でいるからじゃん?」
隆哉「あいつとは兄弟みたいなもんだからな。そんなんじゃねぇよ」
涼「俺も、佳苗ちゃんと付き合ったりしてないよ」
隆哉「だけど夕べ・・・」
涼「・・・なんだ。夕べ起きてたの?」
隆哉「いや、目が覚めてテラスみたら、ふたりがくっついてたから・・・」
涼「ふっ。くっついてたって。ははっ」
隆哉「笑うことかよ。余裕だな!」
俺はばかにされたみたいでちょっと腹がたった。
涼「ごめん。彼女もね、辛い恋をしてるみたいでさ。
相談っていうか・・・話を聞をいてたんだ。
それで、ちょっと俺に確認してほしかったみたいで、抱きついてきたみたいな形になった」
隆哉「・・・なんだかよくわかんねーけど。やっぱり抱き合ってたんじゃねーかよ」
涼「うん。そうだね・・・なんだか隆哉、怒ってる?」
隆哉「怒ってねーよ!」
涼「怒ってるよね・・・?・・・隆哉、まさか佳苗ちゃんのこと好きなの?」
隆哉「はぁ!?んなわけねーし!あいつおっぱいないし!対象外!」
涼「ひどいなぁ。俺もおっぱいないし・・・」
隆哉「あたりめーだろ!男なんだから!」
涼「はははははっ。そうだよね。」
まったく、涼は何を言ってるんだ?
とりあえず、佳苗と付き合うわけでもなさそうだな。
・・・って、何で俺はほっとしてるんだ!?
最近自分の気持ちがわからなくなる。


涼「隆哉。なんだか車の調子が少し変なんだ。じいちゃんにも、点検しておいてくれって言われてて。
このまま山登って途中で止まっても困るから、車屋寄っていいかな?」
隆哉「あぁ、大丈夫じゃね。山歩いて登るのごめんだし」
涼「うん。近くに、じいちゃんがいつも行ってる車屋があるんだ」



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<午後・別荘>
隆哉「何これ?でけぇ!!」
佳苗「すごぉい。丸太小屋風なのに、お城みたい」
美和子「庭も広いよ~」
ずかずかと入り込んだ美和子は、中庭を見つけてはしゃぎだした。
とにかく、“変わり者のじいちゃんが作った”という別荘は、普通ではなかった。
部屋もひとり一部屋与えられたし、風呂はジャグジー付きで広かった。

涼「夕飯の支度している間に一人ずつ風呂入っちゃって。俺は最後でいいから」
佳苗「私も、シャワーだけだから後でいいよ」
美和子「じゃぁ一番風呂はいっちゃおっかな~」
隆哉「ここはじゃんけんだろ」
ふたりづつでも十分広い風呂だけど、やっぱ意識してるんかな?

全員が風呂から上がるころには、日も暮れていた。
料理は涼と佳苗が作った。
仲よさそうに肩並べてキッチンに立つ後ろ姿を眺めながら、胸がチクリとした。
テラスでばか騒ぎをしながら食べる食事は美味しかった。
食後には花火をした。
美和子がこっそり持ってきた酒を飲みながら盛り上がった。
涼は、何かあったら車に乗らないといけないからと飲まなかったし、
佳苗はアルコールアレルギーだそうで、結局は美和子と俺で飲んでただけだけど。
案の定、俺と美和子はリビングで酔いつぶれた。

ひとしきり眠って目を覚ますと、テラスに並ぶ涼と佳苗の後姿が見えた。
佳苗って、やっぱり涼が好きなのかな。
涼も、彼女と別れたばかりって言ってたしな。
涼って童貞だと思ってた・・・それはまんざら嘘でもなかった。
前の学校で男の先生と付き合っていたという噂も聞いていたし、
実際男にも女にももてるけど、中性的であまりエッチなことと結び付かなかったから。
でも、あんなエロい涼を知ってしまうと、男にも女にも慣れてるのかな?
なんて思ってしまう。
しっかし、なんで俺はこんなに涼のことばかり気になるんだ!

カタン。
物音がしてテラスに再度目を向けると・・・!?
涼と佳苗が抱き合っている。
隆哉「うわっ。まじか!?」
佳苗の奴、涼とアバンチュールって本気だったのかよ?
俺は一人パニクッていた。
すると隣で寝ていたはずの美和子が
美和子「寝たふりしときなさいよ」
と、小声でつぶやいた。
えっ!?

涼と佳苗が部屋に入ってきた。
もちろん、俺は寝たふりをしていた。
が、心臓がドキドキして脂汗がでてくる。
佳苗「涼君・・・このことは、絶対内緒に・・・」
涼「わかってる。俺も内緒にしてもらわないと・・・」
佳苗「うん。ありがとう」
涼「部屋まで一緒に行くね。隆哉と美和ちゃんにタオルケット持ってくる」
佳苗「ちょっと身体痛くなりそうだね」
涼「目が覚めたら部屋に戻るでしょ」
佳苗「ふふっ。そうだね」

な、なんだこのラブラブな会話は!?
内緒って、内緒って・・・やっぱり付き合うのか二人?
でもって、なんで俺はこんなに動揺してるんだ?
あんな風に・・・
あの日、俺に触れたみたいにやさしく佳苗に触れるのかな。
あの日、俺に見せたみたいにエロい顔で佳苗を抱くのかな。
胸が苦しくなってきた・・・。

重い・・・あれ?起きていたはずの美和子の腕が胸に乗っている。寝てるし。

涼がタオルケットを持って戻ってきた。
涼「寝てる時まで仲がいいんだな・・・」
涼は美和子の腕を俺の胸からはずし、俺の髪にそっと触れた。
涼「おやすみ・・・」



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<早朝・車中>
一通り挨拶をして助手席に乗り込むと車はすぐに走り出した。
隆哉「でかいね、この車。外車だし。涼ん家の?
涼「じいちゃんの。うちのじいちゃん、ちょっと変わっててさ、
これから行く別荘も、じいちゃんが趣味で建てた家だから」
隆哉「まじ?すげぇな。」
よかった。涼、いつも通りだ。
美和子「ちょっと、隆哉焦げてるけど、夏休み何してたのよ?」
隆哉「焦げてるって、ひでぇな。走りこんでたんだよ。」
美和子「まじで?大会あるわけでもないのに、リキはいってるじゃん」
隆哉「家にいても、もやもやするだけだしな。身体動かしてた方が性にあってるんだよ」
美和子「なるほど。あっ!そう言えば留美ちゃんに振られたんだって?」
俺は一瞬、涼の顔を見たが、無言で首を振っている。
隆哉「なんで、知ってるんだよ。ってか振られてねーし」
美和子「街でばったり会っちゃってさ。男連れだったから誰だろうと思ったら
彼氏です!ってあっけらかんって笑ってた。」
隆哉「・・・まぁ、セフレだったし、そんなもんだろうよ」

車中では、それぞれ夏休みに入ってから1週間の報告会になった。
途中、昼食をとったり寄り道しながら目的地に向かった
どこに行っても、大騒ぎしているのはだいたい俺と美和子で
涼と佳苗は笑いながら後ろから歩いてくる。
今日はそんなパターンが多かった。
なんだか、ダブルデートみたいで・・・嫌だな。



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