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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
著作権は作者にあります。勝手に使用しないでくださいね。
【18禁表現を含みます】


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ドーン!ドドドドーン!!
俺たちの頭上に色とりどりの花火がピカピカと光っては消えていく。
しばらく、ふたり無言のまま花火を見ていた。

しのぶ「花火って儚いよね・・・だから綺麗なのかなぁ?」
中村 「そうだな。花開くのはほんの一瞬だけど、その美しさは心に残るよな。」
しのぶ「・・・ねぇ、中村さん。」
中村 「ん?」

しのぶは振り向き片膝をソファーに乗せて少し上から俺をまっすぐに見つめた。

しのぶ「俺を抱いて」
中村 「・・・?」

俺は、一瞬思考が止まった。何を言われたのか脳が理解できなかったのだ。
しのぶの少し潤んだように見える瞳を見つめたまま固まってしまった。
どんな間抜けな顔をしていたのか想像もしたくない。
しのぶは、唇を重ねてきた。鰹節の味がした。
薄い唇と舌で俺の口内を舐めまわす。
それでも俺は抵抗も出来ずにいた。
相手は男の子だというのに、少しも嫌ではなかった。
ドードーン。ドーン!ドドドーン!
その時、ひときわ大きな花火の音がして、フリーズしていた思考がやっと動き出した。

中村 「ちょ、ちょっと待て。抱くって?そのなんだ。そういうことか?」
しのぶ「そういうこと?」
中村 「だからその、セッ、セックスするってことか?」
しのぶ「嫌?」
中村 「嫌とか嫌じゃないとか、そういうことじゃなくて、そのっ、だから・・・
    俺もお前も男だぞ。」
しのぶ「そうだね。」

しのぶは俺の手をとって自分の股間にあてる。

しのぶ「大丈夫だよ、入れる場所がちょっと違うだけだから」
中村 「いっ、入れる場所って・・・」
しのぶ「抵抗あるなら、目隠ししてあげる。女の子だと思って想像してみて」

しのぶは俺のネクタイを器用にほどくと、それで俺に目隠しをした。
ワイシャツのボタンを片手で外しながら、再び唇を重ねてくる。
もう、俺には抵抗する理由がなかった。
それどころか、しのぶの舌の動きに応えながら少しずつ身体が熱くなっていた。
あっという間にはだけた俺の胸を、しのぶは丁寧に舐める。
少しざらっとした舌が、生き物のように俺の胸を動き回る。
乳首を指でつまんだり、舌でころがしたり。
見えない分敏感になっているのか、俺の身体はビクビクっと反応する。
前の会社を辞める時に長年付き合っていた彼女と別れて以来、
仕事一筋で人の肌と触れ合うこと自体が、本当に久しぶりだった。
そんな昔のことを思い出す必要もないほど、俺の身体はしのぶに反応していた。
そして、目隠しをされているというのに俺は忍のまっすぐな瞳を想像していた。

しのぶは、俺のズボンのベルトを外しジッパーを下ろして、
とても大切なものに触れるようにペニスと睾丸を取り出した。
ほそくて冷たい、しのぶの指先がその先端を弄び裏筋をなぞり、
ぎゅっと握ったかと思うと、ぬるっと暖かいところへ吸い込まれた。
しのぶの口のなかだ。

中村 「んんっ!」

俺はたまらず声を漏らした。
しのぶの舌使いは巧みで、先端をぺろぺろと舐めては、口の奥深くまで飲み込む。
ぴちゃ、ぷちゃ、ちゅぷちゅぷ・・・じゅるっ・・・
どーん。どどどーん・・・
花火の音なんてBGMに聞こえるほど、いやらしい音が耳をくすぐる。

中村 「はぁっ、んふっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

思わず両手でしのぶの髪に触れる。
俺は、自分でもびっくりするほど感じていた。
しのぶの動きもだんだんとスピードをあげる。
ちゅぷっちゅぷぷっ・・・・ぴちゃぴちゃ・・・・。
くちゅくちゅ・・・・くちゅくちゅ・・・。
俺のペニスがしのぶの口の中を出入りする音とは別に、粘膜の摩擦音がする。
・・・そうか。しのぶが自分のペニスをしごいている音だ。

すると突然、ふわりと草の香りがして唇を塞がれた。
しのぶは俺にまたがってキスをしてきた。
さっきよりも、熱く深く舌が絡み合う。

しのぶ「入れるよ・・・動かないでね」

勃起した俺のペニスの先端が、暖かいものに触れる。
ぐっと押しつけられたかと思うと、むぎゅっと熱い粘膜に吸い込まれた。
口の中とは違う、もっと圧迫された状態だ。
先端から根元にかけて少しずつ熱くなったしのぶに包まれていく。
ずちゅっ・・・ずずっ・・・・じゅぷ・・・

しのぶ「はぁ・・・・ふっ・・・あぁっ・・・」

俺のペニスが全部しのぶの中にはいると、しのぶも声をもらした。

しのぶ「ごめん・・・はぁ・・・声がっ・・・でちゃう」

そうか、俺が男を意識しないように、しのぶは声出さないようにしていたのだ。
俺は、そんなしのぶがたまらなく愛しくなって抱きしめた。

中村 「目隠し、とってくれ。・・・しのぶの顔がみたい」
しのぶ「えっ?」
中村 「しのぶの顔をみて、しのぶの声を聞いて、一緒に感じ合いたいんだ」
しのぶ「・・・」

しのぶは俺の目隠しをとると上からまっすぐに俺を見つめた。
俺は、しのぶの顔を両手で挟んで引き寄せ、口づけをした。
お互いの舌の動きを確かめ合いながら絡めあう。
そして舌の動きに合わせて、しのぶが腰を動かし始めた。
俺は下から突き上げる。
ぐちゅぐちゅっ・・・ずずっ・・・じゅぷじゅぷん・・・
しのぶの浴衣の胸を大きく広げ、乳首を吸い舌でころがす。
手のひらでふとももをなぞると、きめの細かい肌がすいついてくるようだ。
そして浴衣のすそをたくしあげると、そこには間違いなく男性の象徴である
ペニスが勃起した状態で、先端からは液体を滴らせていた。
しのぶは、男なのだ。
それを再確認してもなお、俺はしのぶが愛おしかった。
くちゅくちゅ・・・くちゅくちゅ・・・
ペニスをしごくと、しのぶは腰を前後に動かし始める。

しのぶ「ああっ・・・んっ・・・んんぁ・・・・・はっぁ・・・」
中村 「感じるか?」
しのぶ「うん。イイ・・・・気持ち・・・いい」
中村 「もっと、声を聞かせてくれ・・・んっ・・・しのぶの感じてる声」
しのぶ「んっ・・・いいっ・・・なか・・っむらさ・・んの・・・
    奥まであたって・・・ああっん・・・はぁ、・・もち・・イイっ」
中村 「俺も・・・しのぶんなか・・・気持ちいい・・・ふぅ・・」

俺は、しのぶのペニスをしごきながら下から腰を激しく突き上げる。
しのぶは俺の肩に手を置いて、腰を回しながら俺の動きに合わせる。
かつて、セックスがこんなに気持ちいいと思ったことがあっただろうか・・・

しのぶ「あぁ・・・もう・・ダメっ・・・いっちゃいそう・・・」
中村 「いけっ・・・はぁ・・・俺も・・・イきそっ・・・・」

ずちゅん・・じゅぷん・・・・じゅっじゅっじゅっ・・・

ふたりは唇を重ね、舌を絡め会いながら激しく愛し合い・・・果てた。



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