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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
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<風呂・夜>
貸切風呂は家族連れなどでも十分利用できるほどで、ふたりっきりで入るのは申し訳ないほどの広さだった。
そこもまた静かで、お湯があふれ出ている水音だけが響いていた。
望は終始はしゃいでいて、そのひとつひとつに感動の声を上げていた。

望  「お兄ちゃん。見てみて~」

呼ばれて露天風呂に向かうと、望は空を見上げていた。
そこには満面の星たちと大きなまんまるの月が出ていた。

宗一郎「うわぁ!綺麗だな~」
望  「うん。こんなに沢山の星と綺麗いな月を見たのは初めてだよ。」
宗一郎「そうだな。」

寒いのでお湯に仰向けにぷかぷか浮かびながら、ふたり並んでしばし空を見上げていた。

望  「お兄ちゃん、今日はありがとう。」
宗一郎「おいおい。まだ今日は終わらないぞ。この後、ご馳走たべないとな。」
望  「何がでるのかな~」

その後、お互いの髪を洗ったり背中を流したり、今日一緒に過ごした楽しい時間を振り返っては、おしゃべりをした。

風呂を出て部屋に戻ると食事の支度が整っていた。
豪華な山の幸や川魚などが並んでいた。
望は、ここでも感嘆の声を上げながら食事を楽しんだ。

楽しい時間は、あっという間に過ぎていくのだな・・・。


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