色白で華奢な宇宙には浴衣が良く似合う。
なで肩ではないが肩幅が狭いうえに腰が細いので女の子みたいだ。
ずっとお預けをくらっていた俺は、たまらず抱きしめた。
宇宙 「あっ、・・・和樹さん?」
和樹 「もう、ダメと待っては聞かねぇぞ。」
俺は宇宙の唇を塞いだ。宇宙も俺の背中に手をまわして応える。
何度も舌を出し入れし、唇を啄む。首筋に舌を這わせ耳朶を舐めては甘噛みする。
宇宙 「あぁん・・・和樹さん・・・好き・・はんっ・・・」
和樹 「ああ。俺も宇宙が好きだ。」
俺は宇宙の両頬を手のひらで包むとその大きな眼を見つめてつぶやき、また唇を重ねる。
そして、宇宙の浴衣の襟を両手で掴むと、肩をあらわにした。肘まで下ろすが腕は抜かない。その方が、色っぽいから。
撮影じゃないんだから見た目なんて関係ないのだが、俺の視感のためだ。
宇宙の肩に胸にキスを落とすと宇宙は吐息を漏らし、身体をビクビクっと反応させる
布団まで移動し、ゆっくりと座らせてそのまま押し倒した。
何度も唇を重ね、その唇を首筋から胸へ移動し、胸の突起を舌先で転がすと、宇宙は背中を反らせて声を挙げる。
宇宙 「あぁつ!」
宇宙は反射的に出た自分の声の大きさに驚いて両手で口を塞いだ。
俺はその手をそれぞれ握ってはずすと、布団に押しつけながらキスをする。
和樹 「宇宙の感じてる声、聞かせて。」
そう言って、宇宙の乳輪を何度も舌で円を描くように舐め、突起を軽く噛む。
宇宙 「んんっ!・・・んぁ・・・」
まだ少し照れて押さえているみたいだが、宇宙が徐々に声を漏らす。
宇宙の浴衣の裾を開くとすでに勃起したペニスが露わになった。
膝を曲げた状態で両足を開かせて押さえると、内腿に舌を這わせる。
ピクンピクンと反応するペニスの先端からは透明の液体が出ていた。
それを指に絡め取ると亀頭に擦りつけてから握って扱く。
宇宙 「あぁっ・・あんっ・・・はぁ・・・」
宇宙の両手が枕やシーツを掴んでは離し、パタパタとし始めた。可愛い。
思わず、その鼻に頬に唇にチュッチュとキスをする。
すると宇宙は、ちょっと照れたように笑いながら俺の浴衣を脱がせる。
今度は宇宙が起き上がって俺の浴衣の裾を割ってペニスを握ると口に含み、じゅぷじゅぷと舐め上げる。
俺は膝立ちのまま、しばらく宇宙の表情をみていたが、じゅぷんっとペニスを抜き取り、宇宙の顎を持ち上げるとキスをしながら押し倒した。
両足を抱え込み、蕾をあらわにすると舌で舐める。
風呂に入る前に布団の下に隠しておいた携帯用のジェルを取り出し、指先に少しすくうと、蕾を撫でて中央に押し入れる。
宇宙 「あっ・・・んっ・・・・」
宇宙は身体をビクビクとさせ、手をパタパタしている。
後孔をゆっくりとほぐしてから、俺のペニスをぐいっと押しこんだ。
宇宙 「あぁっ!・・・あんっ・・・んぁつ・・・」
宇宙は俺のペニスが押し入るたびに、背中を反らせながら声を漏らす。
奥まで入ると、宇宙の中がぎゅっと締めつけてきた。
俺は、腰をゆっくりと動かしながら、宇宙の頭を抱え込んで何度もキスをする。
宇宙 「はぁ・・・はんっ・・気持ち・・いい・・・はぁ・・・」
和樹 「俺も・・・気持ちいい・・・」
俺は腰の動きを速め、角度を変えて宇宙の感じるポイントを探す。
上から見つめていると、徐々に宇宙が乱れてきた。
宇宙 「あぁっ・・あぁっ・・あぁんっあ・・・・んぁ・・・」
手をパタパタさせて、遠慮がちにキスを求める。
和樹 「宇宙・・・どうした?」
宇宙 「あぁんっ・・・好き・・・和樹さん・・・あんっ・・・」
和樹 「宇宙、可愛い。」
俺は身体を起こし、ジェルを手のひらにとると、宇宙のペニスを扱きながら腰を激しくピストンする。
くちゅくちゅくちゅ・・・じゅぷじゅぷじゅぷ・・・・
宇宙 「あぁんっ・・あっ・・あぁっ・・・・あぁ・・・・」
宇宙は泣き声のような声をあげて啼き、瞳の焦点が合わなくなってくる。
和樹 「そら?・・・宇宙、こっちみて。」
俺が真上から宇宙をに声をかけると、俺を見つめてしがみついてきた。
宇宙の中が俺のペニスをすごい勢いで締め付けてくる。
宇宙 「んぁっ・・んんっ・・あぁ・・あぁぁ・・・あんっ・・・」
和樹 「どうした?」
宇宙 「あぁ・・・もっと・・もっと・・あぁんっ・・・」
和樹 「もっと?・・・ほしい?」
宇宙はコクコクっと頷き、また俺にしがみつく。
可愛いすぎる。こんな宇宙をもう、他の誰にも見せたくない。
宇宙の舌に吸いつき深くキスをしながら、腰を更に深く沈めて奥を突く。
宇宙 「あぁっ・・あぁっ・・・だめっ・・・だめっ・・・そこっ・・・」
ここがいいのね?了解!
俺は更に腰の動きを速め、宇宙のペニスを扱くスピードも上げる。
相変わらず宇宙の中は俺に纏わりついてきて、こっちが持って行かれそうだ。
和樹 「宇宙・・・はぁ・・・宇宙・・好きだよ・・・」
宇宙 「あぁんっ・・あっあっぁ・・イくっ・・・イっちゃうぅんっ・・・」
俺は宇宙にキスをしながら腰を打ち付ける。手の中でビクンビクンと宇宙のペニスが跳ねると、俺のペニスがギュツギュッと締め付けられた。
うわぁ!すげぇ締まる。やばいっ。
和樹 「んっ!・・・んんっ!・・・」
俺もほぼ同時に宇宙の中に精を放った。俺の身体もビクビクっと痙攣している。
すっげぇ、気持ちよかった。
宇宙を見ると、目を潤ませて肩で息をしている。
俺は、宇宙にキスをして抱きしめた。
翌日、楽園までの3時間のドライブは宇宙にとっては少し身体がきつかったようだ。
夕べはあの後2回も抱いてしまったからな。ごめんね宇宙くん。
楽園に着いて、車のキーを返しに事務所へ行くと、翔とマリンさんが何やら相談をしていた。
翔 「お帰り。大変だったな?」
和樹 「まぁな。車と名刺もサンキュ。助かった。」
俺は宇宙の実家の事情を報告した。
翔 「やっぱりか~」
マリン「和樹と宇宙くんのエロエロ企画考えてたのに、残念だわ~」
和樹 「すみません。出来るだけ早く住む所探して出るから。」
翔 「何言ってるの?和樹は営業やってくれるんでしょ?企画営業部長の仕事っていうのは、コーディネータ、制作企画、その他いろいろってことだよ?」
和樹 「はぁ?お前、随分こき使う気だなぁ。」
マリン「それに、宇宙くんにはバイトでヘアメイク手伝ってもらうつもりよ。」
翔 「と言うわけで、お前たちはこのまま寮に残ってください。」
和樹 「いいのか?」
翔 「いいも悪いも、いてもらわないと困るから。取りあえず、アクター探しが急務だ。」
和樹 「だよな~」
俺は覚悟を決めた。
そして部屋に戻ると、宇宙が満面の笑顔で迎えてくれた。
宇宙 「お帰りなさい。」
ん~幸せだなぁ・・・・。
Fin
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