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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
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<宗一郎の部屋・夜>
私は少し冒険をしてみたくて、お兄様にも内緒でお友達の別荘に旅行に行ったのですが、翌日、早速お兄様がお迎えに来ました。予想はしていましたが、思いのほか早すぎて少しがっかりしてしまいました。でも、お兄様はもう少し楽しませてくれようと思っていたそうです。

その後、お兄様にお願いして、初めて花柳家のお墓に連れて行ってもらいました。
そこには、間違いなく、花柳佳苗の名前が刻まれていました。
そう、・・・私はやはり、花柳望なのです。

あれから、珠絵さんと色々な話をしました。珠絵さんは私のことを私以上に知っていました。珠絵さんから今までの自分の事を聞くと、まるでそれを経験したかのように自分の記憶に刻まれていく感じがするのです。心のアルバムが増えていくように。
望ちゃんとはまだ、話はできません。望ちゃんはずっとお部屋に入ったきり出てこようとしないそうです。きっと望ちゃんも悩んでいるのだと思います。だから、しばらくそっとしておいてあげようと思っています。

お墓参りをした翌日からお兄様は、もう2週間も家に帰ってきていません。
研究レポートを仕上げるとかで、学校の近くのホテルに泊っているそうです。
そういうわけで、私はもう2週間も射精をしていないのです。
なんだかそこは、とても敏感になっていて少し触れただけでもビクリと反応したり、下着の摩擦でさえ刺激になってとっても変な気分なのです。
私は、どうしたら良いのかわからず、そっとお兄様の部屋に入り込みました。
やはり、お兄様はいません。
空気の入れ替えをしようかと窓を開けると、夏の香りがしました。
私は、深呼吸をしながら空を見上げました。
そこには無数の星に囲まれた、今にも折れそうに細い三日月が浮かんでいました。

佳苗 「ポキって折れてしまいそうね・・・」

私はしばらく月を眺め、ため息をつきながらお兄様のベッドに横になりました。
あぁ、お兄様の匂いがする・・・そう思うだけで、望ちゃんが・・・いいえ、私の身体の中心にあるそこが、ドクンッと波打つのです。
私はたまらず、そこに手を伸ばしました。両手でそれを覆うとすでに大きくなっています。
寝巻の浴衣の裾を開いてそれをあらわにし、そっと触れるとビクンと反応しました。
片手で袋を包み込み揉みほぐしながら、もう片方の手で竿を握り上下させます。
いつも、お兄様がしてくださるように手を動かしていると、先端から液体が出てきて、くちゅくちゅと音を立てます。
それを指に絡めて更に上下させる右手のスピードを上げます。
私は、もっと刺激が欲しくて自分の腰が動いてしまいます。
いつもの嫌悪感はありません。でも、少し恥ずかしくてお兄様の枕を抱えて顔を埋めました。
お兄様の匂いに包まれながら、その手のぬくもりを思い出し、そしてお兄様と望ちゃんがしていたことを思い出しだんだん頭の中がからっぽになっていくようです。

佳苗 「あぁ・・・・はぁ・・はぁ・・・んんっ・・・もっと・・・」

もっと気持ちよくなりたくて、手の動きを速めます。
膝を曲げたまま両足を大きく開いて腰を揺らします。
そうしていると、だんだんオシッコをしたいような感じがしてきました。
どうしよう。それを我慢しながら更に手を動かしていると、快感で全身がビクビクっと痙攣します。

佳苗 「んんっ・・・んんっ・・・あぁぁ・・・」

勝手に声が漏れてしまいます。
そんな、自分のくぐもった声に交じって、階段を登ってくるような足音が聞こえた気がしました。
お兄様かもしれない。
そう思いましたが、もう自分の手と腰の動きを止めることはできません。
あぁ、出ちゃう!・・・そう思った瞬間、足元のドアがカチャリと開きました。

佳苗 「あぁ・・・いや・・・出ちゃう・・・出る・・・ふぅんっ・・・」

竿の先端から、温かい液体が勢いよく飛び出しました。
身体は硬直し、ビクンビクンと跳ねあがりました。

佳苗 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

私は、我にかえりきつく閉じていた瞼を開くと、そこにはお兄様が立っていました。

宗一郎「・・・望か?・・・いや、佳苗?」

私は、ゆっくりとうなずきました。
お兄様は驚いたようですが、私のそばに来ておでこにキスをしました。
それから、私の身体をきれいにして下さいました。



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