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響瑠

Author:響瑠
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<翔くん、はじめての男の子体験>

あっ!はじめまして。僕、オフィス楽園のアクターウケSの遠野 渚(22)です。
今日、翔くんは堅気のお仕事なので、僕がご案内します。
えっと、まずは自己紹介です。
身長162センチで童顔なので、実年齢よりかなり若くっていうか、子供に見られます。でも、ゲイAV出演するには丁度いいんです。
赤ちゃんの頃から子役でTVとかに出てたんですけど、いつまでたっても大人顔になれないし、自分はゲイだって気づいてたし、なんだか色々嫌になっちゃって、ウリセンでもしようかと楽園の面接受けに来たら、アクターにスカウトされて、それからあっという間に3年が経っちゃいまいた。
これでも楽園では、翔くんよりちょっとだけ先輩で、翔くんの初めての男の子です。
うふっ。なので、今日はその2年半前の撮影の時のことをお話しちゃいまぁす!

翔くんのゲイAVデビュー作は、ストーリー物の長編でした。
これってかなり期待されてるってことです。ロケとかもしたし、お金も結構かかってます。
そして、翔くんは実はノンケで男の子とセックスしたことがないそうで、相手役にはなんと、社長からのご指名で僕に決まりました。光栄です。
樫木翔のPV(プロモーションビデオ)にもなるので、役名も本名っていうか芸名です。僕もね。

AVのあらすじを説明すると、翔くんと僕のお兄ちゃんが同級生で、家も近くの幼馴染。
僕は、ちっちゃい頃からずっと翔くんが大好きで、追いかけまわしていました。
けど翔くんはカッコイイし、女の子にモテモテだったので、僕の事は弟みたいにしか思っていなかったのです。
僕は身体も小さいし女の子みたいな容姿だったので、ずっと男の先輩たちの精処理の相手させられていました。すっごく嫌だったけどいつも翔くんを想像して堪えてました。
そんなある日、いつものように先輩たちに公園のトイレに連れ込まれそうになったとき、通りかかった翔くんが助けてくれて、なんだかそれから翔くんの態度が変わりました。
そして、ある日、翔くんが旅行に行こうって誘ってくれたのです・・・。

ということで、まずはこれらのシーンを約30分間に収めるべく撮影をしました。
翔くんも僕も演技経験者だったので、撮影はスムーズでした。
翔くんは本当にカッコよくて、その時の僕はちょっとマジ惚れ気味だったのです。
で、いよいよベッドシーンの撮影日・・・。

その頃の僕の担当のクルーは、ディレクター兼カメラマンの峰岸さん。ちょっと太っちょのやさしいおじさんです。マネージャーは、ムキムキマッチョのジョンさん。ちなみに日本人です。後はカメラマン2人、日替わりです。
なのにっ!
この日の撮影現場には、ディレクターのゲンさん、マネージャーのマリンさん他、ギャラリーがいっぱい!!しかも、ほとんど幹部クラスのスタッフばかり。
もう、ビックリでした。僕が緊張するよ~。

ジョン「樫木翔さん、入りまーす。」
翔  「よろしくお願いします。」

翔くん、こんなにギャラリーいっぱいなのに、全然緊張してないみたい。

渚  「あっ、翔くんおはよー。」
翔  「おうっ。渚。おはよ。」
渚  「翔くん、緊張してないの?」
翔  「ん~どうかな?だいたい、セックスするところ人に見せるなんて初めてだしな?」
渚  「まぁ、そうだよね。TVとか映画だって、するふりだもんね。」
翔  「だろ?しかも、カメラワークとか考えながら、セックスに集中できるもんかな?」
渚  「ん~。最初は気にしてるけど、気持ちよくなってきちゃったら後はカメラマンさんに、まかせたって感じだよね?」
翔  「ふぅ~ん。お前すごいな。」
渚  「そんなことないよ。今日のギャラリーの多さにちょっと緊張気味だし。」
翔  「これ、普通じゃないの?」
渚  「普通じゃないよー!普段、こんなに見学者いるわけないじゃん。」
翔  「そうなんだ?俺、初めてだしこんなもんなのかって思ってた。」
渚  「あっ・・・僕、翔くんの初めての男の子になるんだね。」
翔  「そうだな。一通り勉強したけど、実践はマジ初めてだからよろしくな。」
渚  「うん。・・・僕で勃つかなぁ?」
翔  「ははっ、それは大丈夫だ。お前可愛いし。だけど、痛かったりしたらちゃんと言えよ?無理はするな。カメラ止めてもらったっていいんだからな。」
渚  「うん。翔くん、やさしいね。」

峰岸 「そろそろ撮影開始しまーす」




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