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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
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<紫苑の部屋・夜>

紫苑 「光さん?そろそろ寝ませんか?」
光  「ん?・・・そうやな。」

リビングのテーブルで柚子を膝に乗せ、詞を書いていた光に、ソファーに横になり本を読んでいた紫苑は起き上がって声を掛けた。紫苑の声で、ふわっと顔をあげて微笑む光のその表情に紫苑は温かいものを感じていた。
光は手早くテーブルの上を片づけると、柚子を抱いて紫苑の寝室へ向かう。

光  「柚子も一緒に寝てええやろ?」
紫苑 「は?」
光  「夜は、あっちの部屋でひとりぼっちじゃ、寂しいやんか?」
紫苑 「・・・そうですね。柚子のベッド持ってきます。今度、もうひとつ買いましょうね。」
光  「おう。」

紫苑は柚子に少しヤキモチを焼きながらも、光が嬉しそうにしているので仕方ないかと思ってしまう。そして、甲斐甲斐しく柚子の部屋から寝床を持ってくる自分に苦笑していた。
寝室のベッドはクイーンサイズだ。ふたりで横になっても十分な広さがある。光はベッドの端っこに身体を滑り込ませた。

紫苑 「光さん?そんな所で寝たら、間違いなく落ちますよ?」
光  「そ、そうか?」
紫苑 「俺と一緒のベッドは嫌ですか?」
光  「そんなことあらへん。・・・なんや、ちょっと照れるだけや。」
紫苑 「じゃぁ、もっとこっち来て?」

紫苑が腕を上げてふわりと掛け布団を持ち上げると、光はゆっくりとそこへ身体を移動した。紫苑はすかさず光を抱きしめる。

紫苑 「光さん。家に来てくれてありがとう。」
光  「んっ。俺こそ、ありがとう・・や。」
紫苑 「もう・・・絶対に離してあげませんから、覚悟して下さいね。」
光  「紫苑・・・。」

光は紫苑の目をじっと見つめる。紫苑はそんな光のおでこに自分のおでこをくっつけて、そのまま光を組敷いた。光の顔の横に両手をついて、軽く唇を重ねる。

紫苑 「・・・やっぱり、今夜は・・・したい。」
光  「・・・毎日はせん言うとったくせに。」
紫苑 「1週間ぶりです。それに・・・今夜は初夜でしょ?」
光  「し、しょ・・初夜って・・・」
紫苑 「だから、特別。」

紫苑は照れる光の唇を塞ぎ、深く口づける。光がすぐに吐息を漏らすので、もう紫苑の欲情を止めることは出来そうもない。

紫苑 「光さん・・・好きです。」
光  「俺も好きやで。・・・紫苑だけ好きや。」

再び唇を重ねお互いの吐息を奪い合う。
紫苑は光の着ているTシャツをたくしあげると、あっという間に脱がせてしまった。
上から光を見つめて、その白い肌に指先で触れる。

紫苑 「もう、俺がつけた跡・・・残ってませんね。」
光  「あっ、・・・もうあんなんつけたらあかんで。」
紫苑 「どうしてですか?」
光  「あの次の日、湊に思いっきりバレたわ。」
紫苑 「何か言われましたか?」
光  「・・・また、えらいマーキングされたなぁ。言われたわ。」
紫苑 「ふっ。湊さん上手いこと言いますね。」
光  「明日も、練習あるんやからあかんで。」
紫苑 「わかりました。・・・見えないところならいいでしょ?」

紫苑はそう言うと、光の胸にある小さな突起のすぐ横に口づけをして、少し強く吸い上げた。

光  「んんっ・・・そういうん、あかんって・・・あっ!・・・」

紫苑が光の下腹部に手を置くと、そこは既に熱をもっていた。
光  「んんっ・・はぁ・・・んぁ・・・・はっ・・・ふぁ・・・んっ・・・」

紫苑は、更に光の身体のあちこちに舌を這わせると、その反応に一気に昂って行く。

光  「はぁんっ・・しおん・・?たまには俺が・・して・・あげたい。」
紫苑 「え?」

光は下から紫苑を見上げ、パジャマのズボンに手をかけ脱がせた。そのまま身体を起こし、紫苑を膝立ちにさせると、自分は胡坐をかいて紫苑の既に勃ちあがっているそれを、下着の上から掌で摩擦する。しばらくそうした後、その下着を脱がせてペニスを握ると、亀頭を舌先で舐めた。

紫苑 「んっ・・・」

光がそれを口に含むと、口内でビクンッと跳ねた。舌を使い何度も頭を上下させて紫苑のペニスを吸い上げると、紫苑の呼吸が荒くなっているのがわかる。

光  「紫苑・・・?気持ち・・いい?」
紫苑 「はぁ・・・はい。・・・ふぅ・・・はぁ・・・んんっ・・・」

光は紫苑が感じていることが嬉しくて、自分のそこもジンジンと熱くなっていく。

なんや・・俺がしてるのに・・・嬉しくて・・・気持ちいい・・・

紫苑 「ふはぁ・・・光・・・さん・・・もっと・・強く・・・して・・・」

光は、更に強く吸いながら手を添えて、上下する動きを速めた。口の中に苦みのある液体が広がっていく。
紫苑は光の髪を指で絡めながら掻きあげた。涙目になりながら一生懸命してくれる姿に堪え切れなくなり、自ら腰を動かす。

紫苑 「んんっ・・光さんっ・・・ヤバい・・・いきそっ・・・んくっ!」

紫苑は腰を大きくグランドすると、口内からペニスを抜き取り、光の胸に吐精した。




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