<紫苑の部屋・夜④>
光 「はぁ・・・はぁ・・・ごめん・・・はぁ・・・俺・・・」
紫苑はそれをコクリと飲み込むと、まだ達ったばかりで敏感になっている光のペニスを咥えて舌を使って吸いついた。
光 「あぁ・・あぁ・・・しお・・んっ・・・あぁ・・・あかんっ・・・」
光は紫苑の頭を両手で押さえ、両膝で紫苑の身体を挟み込むと腰を捩りながらその強すぎる快感から全力で逃れようとした。
光 「しお・・ん・・あぁ・・・あかんって・・・・はっぁ・・・・」
紫苑はやっと光のそこを開放し、膝立ちするとベッドサイドに置いてあったミネラルウォーターをボトルのままゴクゴクと飲む。
額から流れる汗と口元からこぼれた水が紫苑の胸から腹へ雫となって流れ、キラキラと光っている。紫苑の呼吸も少し乱れて肩を上下させている様を下から見上げる光はまたドキドキしながら見つめていた。
あかん。紫苑、色っぽすぎるやろ・・・こう言うん男の色香っていうかな?
紫苑 「光さん、お水飲みます?」
光がコクリと頷いて身体を起こそうとすると、紫苑が片手でその頭を支え、自分の口に含んだ水を光の唇の隙間から流し込んだ。慌ててコクンと飲み込む光を、唇を少し離して紫苑が見つめる。
紫苑 「もっと、欲しい?」
光 「うん・・・」
紫苑 「・・・もっと、欲しいって言って?」
紫苑はちょっと意地悪に口角を片方だけ上げて聞く。
光 「・・・?・・・もっと、欲しい。」
紫苑 「お水?・・・それとも俺?」
光 「なっ?」
な、なんやねん、紫苑めっちゃエッチ・・・。
紫苑 「光さん?言って。」
光 「・・・お水・・・もっと、欲しい。」
光は今の状態が恥ずかしくて紫苑が欲しいと言えない。顔が熱くなるのを隠したくて横を向いた。
紫苑はまた水を口に含むと、光の顎を掴んで自分に向かせ、それを唇の間から流し込み、光がコクンと飲み込むのを確認すると、そのまま舌を挿入する。少し冷たくなった舌で光の上あごを舐め、舌を絡める。
光はすぐに反応して息が乱れてしまう。
光 「んっ・・・はぁ・・・・んぁ・・・・あぁ・・・・・」
紫苑 「お水だけでいい?」
光 「・・・んっ・・・・しお・・ん・・はぁ・・・エロい・・・。」
その間にも紫苑の手は光の身体のあちこちを愛撫し続けている。
光のそこはさっき達ったばかりだというのに、あっという間に勃ちあがってしまう。
紫苑はすかさずそれを握って扱く。
光 「んんっ・・・あぁ・・・いやや・・・おれ・・ばっかり・・・」
やっと紫苑が手を離したので、光は身体を起こし紫苑のパジャマのズボンと下着を脱がせる。膝立ちになっている紫苑のペニスが目の前でビクンッと跳ねたのを光は凝視した。
紫苑 「光さんばっかりじゃないよ・・・俺だって・・・んっ!」
光は紫苑のペニスを口に含み舌で舐め上げた。
もちろん、そんなことをするのは初めてでどうすればよいのかわからないけれど、自分が紫苑にされたことを思い出し、紫苑の反応を見ながら、握った手で扱き鈴口を舌先で舐め吸いつき裏筋に舌を這わせる。再びその熱くて硬い紫苑を口のなかいっぱいに含むと、紫苑は光の頭を両手で押さえて腰を動かした。
紫苑も・・・感じてる?・・・おっきい・・・こんなん入るんやろか?
光は上目遣いにそっと紫苑の顔を見上げると、紫の潤んだ瞳と目が合った。
紫苑は、じゅぷんっっと光の口からペニスを抜き取り、光を押し倒し両足を持ち上げて、光の後孔に舌先をあてた。
光 「あっ・・・あぁ・・・いやぁ・・・はぁつ・・・はっ・・」
紫苑がピチャピチャと音を立ててそこを舐めるのに、光の身体はビクッビクと反応する。光は恥ずかしくて自分の両手を顔の上でクロスした。
紫苑 「ちょっと冷たいかな。」
紫苑はそう言って光の様子を伺うと、ジェルをすくった中指を光の後孔に押し当て円を描くように擦る。そして、ツプンっとその指の第一関節まで差し込んだ。
光 「あっ!・・・はぁ・・・はぁ・・・はんっ・・・・」
紫苑 「力・・・抜いてて。」
紫苑は、片手で光のペニスを扱きながら、指をゆっくり奥まで押し込んでいく。指の付け根まで入れると、グリグリとまわしてその指の関節を動かす。
光 「んんっ・・・あっ・・んぁ・・・・んふっ・・・・んなぁあっぁ!!」
な、なんやこれ・・・!?
その場所を刺激されると光の全身は粟立ち、背中を反らせシーツを掴み悶える。
紫苑はその光の乱れる様子に更に欲情し、生唾を飲み込んだ。
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