隆哉「俺さ、セックスなんて気持ちよければいいって思ってた。
自分でやるのもだるいし、俺とそういうことしたいって女がいるなら、
してもらった方が楽だしとか・・・」
涼「・・・」
隆哉「今日は、なんでだかいまいち気分が乗らなくてさ。とは言ってもいつもなら、
おっぱい揉んで、チンコなめてもらえば、すぐに腰振って気持ちよくなれたんだけどなぁ」
涼「・・・」
うわぁ。隆哉の口からそんなリアルな言葉聞いてたら、勃ってきた。やばいって。
隆哉「涼はさぁ。どう思う?」
涼「えぇ!?どうって・・・?」
隆哉「ん・・・。留美に「隆哉は人を本気で好きになったことがないんだ」って言われた」
涼「・・・そっか。俺もちゃんと好きな人とするのが一番気持ちいいと思う。
でも男だからさ、ちょっとタイプだったりして物理的にそうされれば出来ちゃうっていうのもわかる。
ただ、それって結局、後で空しいだけなんだよね。」
隆哉「そうなんだよな・・・。涼もそういう経験あるんだ?」
涼「ん・・・。大失恋してちょっとやけになってた時もある。」
隆哉「意外だな。」
ヤバイ。何言ってるんだ俺。
だから、俺の好きな人は今、目の前にいるんだってば。
俺はもう、絶対好きな人としかしないって決めてるんだ。
あんなの空しいだけのセックスなんてもうしない。
隆哉「なぁ、涼。まさかAVとか出たことないよな?」
涼「はぁ?お前何言ってるんだよ。荒れてたって言ったってそこまでするか!」
隆哉「だよな。ホテルでみたゲイAVに、ちょっと涼に似た男の子が出てたから。」
涼「・・・。お前なぁ。」
隆哉「わかってる。よく見たらちっとも似てなかったし。あははははっ?
あっ。よく見たとかってそういうことじゃなくて、その・・・」
なんで、隆哉、ゲイAVとか観てるんだよ・・・
俺の理性くんは、そろそろ限界を迎えていた。
隆哉「男にされても気持ち良くなれるのかなぁとか、思ったり・・・ははっ」
ああっ。俺の欲望くんが理性くんを殴り倒した!
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