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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
著作権は作者にあります。勝手に使用しないでくださいね。
【18禁表現を含みます】


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<ホテル・夕方>
ホテルに着いて、いつものようにシャワー浴びてベットに入って寝転びながら・・・
なんでだか、ずっともやもやしていた。

留美「ちょっとぉ。やる気あんの?」
留美が股間から顔を上げながら、こちらを睨む。
隆哉「あぁ?」
留美「さっきから、全然元気ないんですけど?もう顎疲れたよ~」
隆哉「お前こそ最近、手抜きなんじゃねぇの?」
留美「うわぁ。人のせいにして~そっちこそ、サービス悪すぎ」
隆哉「なんで俺がサービスしなきゃなんねーんだよ」
留美「まったく!やっぱり、萌が言ってた通りだ」
隆哉「萌が何言ってたんだよ。ってか、お前、萌と友達だっけ?」
留美「友達になったの。あんたの歴代セフレ同好会でも作ろうかと思って」
隆哉「ばっかじゃねーの。なんだよそれ」
留美「どうしてこんなイイ男なのに、彼女と長続きしないんだろって思って。」
隆哉「彼女じゃねーし。セフレだろ」
留美「そんなの、好きな男と付き合えるなら最初はセフレでもいいって思うじゃない。
   でも、本当はいつか彼女になれるかもって思うのよ。」
隆哉「なんだよそれ?詐欺じゃねーか」
留美「そういうところ、萌の言うとおり!女心が全然わかってない!自分勝手!」
隆哉「はぁ?」
留美「セックスも自分勝手。自分が気持ち良ければいいんでしょ?」
隆哉「あったりめーだろ?気持ちよくなるためにやるんだよ」
留美「最低だね」
隆哉「何が」
留美「あんた、本気で人を好きになったことないでしょ?」
隆哉「・・・」
留美「ないのよ。もうやめよう。セフレやめるわ。別に男に困ってないし」
隆哉「・・・あぁ、サッカー部の前田か?」
留美「・・・。ええそうよ、昨日コクられたわ。」
隆哉「勝手にしろよ」

留美は、さっさと身支度をして帰っていった。

ひとり取り残された俺は、ベットに横になりうすぼけた天井を見つめてため息をついた。
隆哉「だから女は面倒くせえんだよ!!」
天井に向かって怒鳴ってみる。

ラブホにひとりっていうのも何だか空しいよなぁと思いつつ。
せっかく金払うのに時間はまだたっぷりあるし、と思い、テレビをつけた。
隆哉「アニメとか見る気分じゃねーよ!」
ひとりで、テレビにつっこみいれてみたり・・・
チャンネルをポチポチ変えていると、喘ぎ声が聞こえてきた。
エロチェンネル無料で見られるのか?とワクワクしながら音量を上げると
エロい声が聞こえてきた。しかも、男の声?
何?と画面を凝視すると・・・男同士でキスしてる?
隆哉「・・・」
隆哉「げっ!ゲイチャンネルかよ」
また、ひとりでテレビに突っ込みをいれたが、そこで目が画面にくぎ付けになった。
隆哉「・・・涼?・・・」



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<街>
ホテルに向かう道すがら、留美がいきなり涼の話題を振ってきた。
留美「ねぇ。涼さんって彼女いるのかな?」
隆哉「うっ!?な・なんだよ?お前も涼狙いか?」
留美「そんなわけないじゃん、隆哉とこういう仲なの知ってる相手に!」
と腕をからめてくる。
隆哉「こういう仲ってどういう仲だよ?」
留美「恋人!?」
隆哉「じゃねぇし!!」
留美「そんなに思いっきり否定しなくてもいいじゃん。そろそろ恋人に昇格させてよ」
隆哉「・・・ないな。」
留美「もうっ!っていうか、涼さんの彼女の話!」
隆哉「あぁ。なんか最近、別れたばっかりみたいぞ」
留美「まじ?」
隆哉「好きな人がいるらしい」
留美「なぁんだぁ。誰?好きな人って」
隆哉「俺が知るかよ」
留美「役立たずだなぁ。それくらい聞いておいてよ」
隆哉「はぁ?なんで俺がそんなこと聞かなきゃなんねーんだよ。」
留美「だって、気にならないの?涼さんの好きな人がどんな人か。」
隆哉「はぁ?なんで俺が気になるんだよ」
留美「なんとなく・・・、涼さんってミステリアスだし・・・
    クールな感じだけど、エッチのときはめちゃくちゃ激しかったりして」
隆哉「意味わかんねぇ」
留美「ん~友達が、涼さんのファンなのよ。涼さんの好きな人って誰か聞いておいてよ」
隆哉「嫌だね。そんなの自分で聞けよ」
留美「マジで女心のわからない、役立たずだな。」
隆哉「ったく・・・だから女は面倒くせぇんだよ」



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