<街>
ホテルに向かう道すがら、留美がいきなり涼の話題を振ってきた。
留美「ねぇ。涼さんって彼女いるのかな?」
隆哉「うっ!?な・なんだよ?お前も涼狙いか?」
留美「そんなわけないじゃん、隆哉とこういう仲なの知ってる相手に!」
と腕をからめてくる。
隆哉「こういう仲ってどういう仲だよ?」
留美「恋人!?」
隆哉「じゃねぇし!!」
留美「そんなに思いっきり否定しなくてもいいじゃん。そろそろ恋人に昇格させてよ」
隆哉「・・・ないな。」
留美「もうっ!っていうか、涼さんの彼女の話!」
隆哉「あぁ。なんか最近、別れたばっかりみたいぞ」
留美「まじ?」
隆哉「好きな人がいるらしい」
留美「なぁんだぁ。誰?好きな人って」
隆哉「俺が知るかよ」
留美「役立たずだなぁ。それくらい聞いておいてよ」
隆哉「はぁ?なんで俺がそんなこと聞かなきゃなんねーんだよ。」
留美「だって、気にならないの?涼さんの好きな人がどんな人か。」
隆哉「はぁ?なんで俺が気になるんだよ」
留美「なんとなく・・・、涼さんってミステリアスだし・・・
クールな感じだけど、エッチのときはめちゃくちゃ激しかったりして」
隆哉「意味わかんねぇ」
留美「ん~友達が、涼さんのファンなのよ。涼さんの好きな人って誰か聞いておいてよ」
隆哉「嫌だね。そんなの自分で聞けよ」
留美「マジで女心のわからない、役立たずだな。」
隆哉「ったく・・・だから女は面倒くせぇんだよ」
※このシーン好きだわ♪って思っていただけたら「ポチ」としてください。
↓
小説(BL) ブログランキングへにほんブログ村
コメントの投稿