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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
著作権は作者にあります。勝手に使用しないでくださいね。
【18禁表現を含みます】


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<午後・別荘>
隆哉「何これ?でけぇ!!」
佳苗「すごぉい。丸太小屋風なのに、お城みたい」
美和子「庭も広いよ~」
ずかずかと入り込んだ美和子は、中庭を見つけてはしゃぎだした。
とにかく、“変わり者のじいちゃんが作った”という別荘は、普通ではなかった。
部屋もひとり一部屋与えられたし、風呂はジャグジー付きで広かった。

涼「夕飯の支度している間に一人ずつ風呂入っちゃって。俺は最後でいいから」
佳苗「私も、シャワーだけだから後でいいよ」
美和子「じゃぁ一番風呂はいっちゃおっかな~」
隆哉「ここはじゃんけんだろ」
ふたりづつでも十分広い風呂だけど、やっぱ意識してるんかな?

全員が風呂から上がるころには、日も暮れていた。
料理は涼と佳苗が作った。
仲よさそうに肩並べてキッチンに立つ後ろ姿を眺めながら、胸がチクリとした。
テラスでばか騒ぎをしながら食べる食事は美味しかった。
食後には花火をした。
美和子がこっそり持ってきた酒を飲みながら盛り上がった。
涼は、何かあったら車に乗らないといけないからと飲まなかったし、
佳苗はアルコールアレルギーだそうで、結局は美和子と俺で飲んでただけだけど。
案の定、俺と美和子はリビングで酔いつぶれた。

ひとしきり眠って目を覚ますと、テラスに並ぶ涼と佳苗の後姿が見えた。
佳苗って、やっぱり涼が好きなのかな。
涼も、彼女と別れたばかりって言ってたしな。
涼って童貞だと思ってた・・・それはまんざら嘘でもなかった。
前の学校で男の先生と付き合っていたという噂も聞いていたし、
実際男にも女にももてるけど、中性的であまりエッチなことと結び付かなかったから。
でも、あんなエロい涼を知ってしまうと、男にも女にも慣れてるのかな?
なんて思ってしまう。
しっかし、なんで俺はこんなに涼のことばかり気になるんだ!

カタン。
物音がしてテラスに再度目を向けると・・・!?
涼と佳苗が抱き合っている。
隆哉「うわっ。まじか!?」
佳苗の奴、涼とアバンチュールって本気だったのかよ?
俺は一人パニクッていた。
すると隣で寝ていたはずの美和子が
美和子「寝たふりしときなさいよ」
と、小声でつぶやいた。
えっ!?

涼と佳苗が部屋に入ってきた。
もちろん、俺は寝たふりをしていた。
が、心臓がドキドキして脂汗がでてくる。
佳苗「涼君・・・このことは、絶対内緒に・・・」
涼「わかってる。俺も内緒にしてもらわないと・・・」
佳苗「うん。ありがとう」
涼「部屋まで一緒に行くね。隆哉と美和ちゃんにタオルケット持ってくる」
佳苗「ちょっと身体痛くなりそうだね」
涼「目が覚めたら部屋に戻るでしょ」
佳苗「ふふっ。そうだね」

な、なんだこのラブラブな会話は!?
内緒って、内緒って・・・やっぱり付き合うのか二人?
でもって、なんで俺はこんなに動揺してるんだ?
あんな風に・・・
あの日、俺に触れたみたいにやさしく佳苗に触れるのかな。
あの日、俺に見せたみたいにエロい顔で佳苗を抱くのかな。
胸が苦しくなってきた・・・。

重い・・・あれ?起きていたはずの美和子の腕が胸に乗っている。寝てるし。

涼がタオルケットを持って戻ってきた。
涼「寝てる時まで仲がいいんだな・・・」
涼は美和子の腕を俺の胸からはずし、俺の髪にそっと触れた。
涼「おやすみ・・・」



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<早朝・車中>
一通り挨拶をして助手席に乗り込むと車はすぐに走り出した。
隆哉「でかいね、この車。外車だし。涼ん家の?
涼「じいちゃんの。うちのじいちゃん、ちょっと変わっててさ、
これから行く別荘も、じいちゃんが趣味で建てた家だから」
隆哉「まじ?すげぇな。」
よかった。涼、いつも通りだ。
美和子「ちょっと、隆哉焦げてるけど、夏休み何してたのよ?」
隆哉「焦げてるって、ひでぇな。走りこんでたんだよ。」
美和子「まじで?大会あるわけでもないのに、リキはいってるじゃん」
隆哉「家にいても、もやもやするだけだしな。身体動かしてた方が性にあってるんだよ」
美和子「なるほど。あっ!そう言えば留美ちゃんに振られたんだって?」
俺は一瞬、涼の顔を見たが、無言で首を振っている。
隆哉「なんで、知ってるんだよ。ってか振られてねーし」
美和子「街でばったり会っちゃってさ。男連れだったから誰だろうと思ったら
彼氏です!ってあっけらかんって笑ってた。」
隆哉「・・・まぁ、セフレだったし、そんなもんだろうよ」

車中では、それぞれ夏休みに入ってから1週間の報告会になった。
途中、昼食をとったり寄り道しながら目的地に向かった
どこに行っても、大騒ぎしているのはだいたい俺と美和子で
涼と佳苗は笑いながら後ろから歩いてくる。
今日はそんなパターンが多かった。
なんだか、ダブルデートみたいで・・・嫌だな。



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<早朝・隆哉宅前>
いよいよというか、とうとうというか旅行の日がやってきた。
あの日、涼が部屋を出た後俺は眠ってしまったらしく、
目が覚めるとすでに涼はいなかった。
夢だったのかと思うほど、ありえない出来事で俺は混乱していた。
だけど、あいつが俺の太ももの内側に付けたキスマークはいつまでもとれなくて
身体に触れた涼の指先の感覚や唇の感覚を身体はしっかり覚えていた。
そして、それを思い出すたび身体が疼いて仕方なかった。

なんとなくあれ以来、涼とは会っていなかった。
駅前でバイトをいているのは知っていたが、どんな顔をして会えばいいのかわからず
店内を見ないように足早に歩いて通り過ぎていた。
旅行の計画は、涼と美和子でほとんど決めてくれていたし、
俺のところには美和子から連絡がきていた。
たぶん、涼も俺を避けていたと思う。

そろそろ時間だ。そわそわし始めたころ、大通りから四駆自動車が曲がってきた。
運転しているのは、涼。その後ろに佳苗と美和子。
っていうか、外車かよ!でけぇ!



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部屋を出ると慌てて手に持っていたタオルを咥え、ジーンズのボタンを外し
ジッパーを下ろしながらトイレに飛び込んだ。
ビンビンに勃起しているペニスを取り出し、便器に向けると同時に勢いよく射精した。

涼「んんっ」

ビクンビクンと身体が痙攣した。
さっきまで隆哉の快感ボタンを刺激していた指でペニスの先をなぞり、
更にしごきながら精液をすべて出し切った。

タオルを口からはずし、水を流す。
タオルを咥えてなかったら、隆哉の部屋まで響くほど快感の声をあげていたに違いない。

涼「はぁ。はぁ・・・・隆哉、好きだよ・・・」

閉じた目からは涙がこぼれ落ちた。



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もう、ほとんど無意識と勢いで隆哉に覆いかぶさり手首をつかんでベッドに押し付けた。
隆哉「えっ!?」
涼「試してみる?」
俺は隆哉の耳元で低く囁きながら、耳たぶを甘噛みし、膝で股間を少し強めに押し上げた。
隆哉「あはっ。」
涼「いい反応だね。さっきベッドに倒れた時、ちょっと勃ってたよね?
留美ちゃんとできなかったから欲求不満?」
隆哉「いや、そんなこと・・・っていうか、・・・なんだか涼、キャラ違う・・・?」
涼「そう?・・・男にされて気持ちいいかどうか、試してみようよ?」

股間に手をやると、すでに半勃ちだった。乳首も勃って・・・る?
シャツの上から乳首を舐めると隆哉の吐息が漏れた。
噛んで舐め噛んで舐めしながら、シャツのボタンをはずしていく。
隆哉は身体をビクビクと反応させながら声を我慢しているようだ。
あらわになった身体はほどよい筋肉がついていて、綺麗だ。
そして、吸いつくような肌のなめらかさ。
俺は大好きな隆哉の身体に触れていることで興奮していた。
片手でベルトを外しズボンを脱がせると、
硬くなったペニスがブリーフからはみ出している。
思わずはみ出した亀頭を、ペロリと舐めた。

隆哉「あっ。」
隆哉は、ビクンと腰を浮かせた。

俺は下に降りて、ブリーフを脱がし、ベッドのふちまで隆哉の腰を持ってくると
両膝を思い切り広げてその真中に座った。
隆哉は激しい抵抗をしない。
好奇心・・・かな?
睾丸を舐め上げ、ペニスの付け根から先端に向けて舌先をゆっくり進める。
先端の割れ目からは、すでに透明の液体が出ていた。
隆哉の呼吸が荒くなってきた。
恥ずかしいのか、自分の腕を目の上に置いている。

涼「隆哉・・・かわいい」
隆哉「ばっ、そんなこと・・・はぁっ!んんん・・・」
俺は隆哉のペニスを口に含み、舌で亀頭を舐めながら片手で少し力を入れてしごいた。
ぴちゃ。くちゅくちゅ・・・。舌を使いわざと音をたてる。
隆哉の息遣いがどんどん荒くなっていく。
両手の指先でお尻を左右に開き、小さなつぼみに口づけた。

隆哉「はぁっ。」

俺はつぼみの真中にある小さな穴に舌先を差し込んでいく。
硬い。
誰にも荒らされていない神聖な証拠だ。
舌の表面でほぐすようにつぼみを舐める。
隆哉の右足に残っていたズボンを脱がせて床に投げると、
ポケットから、ごろりと小さなボトルのようなものが転がり出た。
手に取ってみると、サンプル用のローションだ。

涼「隆哉、こんなの使ってるの?いやらしいね」
隆哉「えっ?・・・あっ、それはラブホのサービスで・・・」
涼「ふぅ~ん、じゃぁ、使ってみようか?」

俺は隆哉の返事を待たずにボトルのふたを開けると、
ペニスの先端にローションを垂らした。

隆哉「んんっ、はぁ。」
ローションで滑りが良くなった手でペニスを思い切りしごく。
ぐちゅっ。ぐちゅっ・・・
いやらしい音が響く。
更にたっぷりのローションを垂らすと、その濃度のある透明な液体がお尻の方まで垂れていく。

涼「隆哉、右膝ベッドの上で立てて」
ベッドのふちから床に下げていた右膝おりあげ、両手でお尻を広げる。
隆哉「あっ。な・なに・・・?」
涼「大丈夫。留美ちゃんとかに、前立腺マッサージとかしてもらったことない?」
隆哉「な・ないよ。そんなテク持ってる女いなかった」
涼「そう?じゃぁ俺がしてあげるから、ちょっと力抜いてて」
隆哉「・・・」

人差し指を第一関節まで差し込んでみる。
つぷん。

隆哉「あっ」
涼「どう?痛い?」
隆哉「痛く・・・ない」
涼「じゃぁ、もう少し入れてみるよ」

指を出し入れしながら少しづつ奥へ押し入れていく。
もちろん、ペニスをしごきながら。

隆哉「んっ、んんっ。・・・はぁ。」
涼「指、奥まで入ったよ。わかる?」
隆哉「ああ・・・。」
涼「隆哉の中、あったかい」
隆哉「ばか。」
涼「前立腺って、この辺にあるんだ・・・」
俺は、指をぐりぐりとまわしながら隆哉の快感ボタンを探る。

隆哉「ひぁっ!はぁぁぁぁっ」

隆哉はシーツを強く掴み、身体は跳ね上がった。
ビンゴ!
隆哉の、快感にゆがむ表情を見て俺はぞくっと震えた。
ヤバイ。こっちがイっちゃいそうだよ。

俺は隆哉のペニスを口に含み上下させ、快感ボタンを押し続ける。
隆哉は喘ぎ声を洩らしながら、俺の髪にやさしく触れた。
だから、ヤバイってそういうの。俺がイっちゃうから・・・。
ジーンズの中の俺の息子くんは今にもはじけそうに膨らんでいた。

俺の髪に触れる隆哉の手に力が入り、腰を上下させ始めた。
隆哉、イきそうなのかな。
俺は、隆哉がもっと気持ちよくなれるように、舌と唇と指と全身で愛情を注ぎこんだ。

隆哉「ヤバイ。出る。離れて」

そんなもったいないことするかよ。
上目づかいに隆哉の表情をみる。

隆哉「あっ。イク・・・涼!・・・ふっんんっ」

喉の奥で、熱い液体を受け止める。
残りもすべて吸いこんで口に含み、隆哉の顔を見ながら飲み込んだ。
コクン。

隆哉「あっ」

隆哉のだ・・・
俺は嬉しくて体中に快感の電気が走りぬけた。

涼「タオル・・・ぬらしてくるね」

隆哉に微笑みかけ、ちかくにあったタオルを持って部屋を出た。



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