孝一郎「渚ん部屋、いつ来ても綺麗やなぁ~」
渚 「そう?あまり物を置かないからね。」
孝一郎「・・・渚、いつもここでオナニーしてるんやな。」
渚 「なっ!?何言ってんの?もう。」
出た。なにそれ?いきなり?もうちょっとトークしようよ。
孝一郎「そうやろ?」
渚 「・・・」
孝一郎「俺のこと考えてしたりするん?」
渚 「そ、そりゃぁね。」
孝一郎「ふぅ~ん。・・・なぁ、なんで俺がいつまでも前のガッコの学ラン着てると思う?」
渚 「え?・・・まだ、新しいのが出来ないとか?」
孝一郎「あほか。もう、2カ月やで。」
渚 「そっか。・・・じゃぁ、お金がない・・・とか?」
孝一郎「失礼やな。あるわっ!」
渚 「えぇ~?じゃな、なんで?」
孝一郎「前のガッコでの思い出がいっぱい詰まっとるからや。」
渚 「!?」
なんでだろ。なんかちょっと胸がチクっとしたんだけど・・・別に演技なのに。
孝一郎「わはははっ!嘘やって。今ちょっと嫉妬したやろ?」
渚 「なぁに~?別に嫉妬なんかしてないよ。」
孝一郎「したした。あっちに女か男おるんやと思ってやきもち焼いたやろ?」
渚 「からかってるの?もうっ!怒るよっ!」
コウは立ち上がって僕の方に近づいてきた。
そして僕の前に立ち、コウを見上げる僕の下唇を親指でそっとなぞった。
ドキッとしたことを知られたくて、コウのお腹を押しのけようとした僕の両手は、コウの大きな手でその手首を掴まれ、キスをされた。
あまりの不意打ちに、僕はただ、ぼぉっとコウを見つめていた。
孝一郎「渚・・・好きやろ?俺の学ラン姿。」
渚 「えっ?」
孝一郎「渚とエッチするまで、学ラン脱がんって決めてたんや。」
渚 「な、何それ?」
孝一郎「ええやろ?」
渚 「え・・・?」
孝一郎「え?やなくて。エッチしたいって言うてんねん。」
渚 「・・・うん・・・」
コウは、腰を屈めてキスをしてきました。
僕の薄い唇を啄み、その隙間から舌を差し込んできて口内を舐めまわすのです。
コスプレの撮影の時は、出来るだけ着衣で事を進めます。
コウはそれを計算して、こんな話を振ってきたのかもしれません。意外と切れ者かも。
コウは唇をそっと離すと、僕をベッドに押し倒して自分も横になりました。
そして右手で腕枕をしながら、僕の顔を覗き込み言うのです。
孝一郎「なぁ、渚?」
渚 「ん?」
孝一郎「オナニーしとるとこ、みせてぇ。」
渚 「!?」
はぁ?何を言っているのだ、この人は?なぜ、僕がひとりでオナニーしなきゃならないの?
孝一郎「ええやろ~みせてぇな。」
渚 「な、なんでよ~」
孝一郎「この部屋で、このベッドでいつも、どんなことしてんのかなぁ思って。」
そう言うと僕の返事を待たずに、キスで言葉を遮り、僕の右手を左手で掴むとそのまま、僕の股間に導き、摩擦してきました。
さっきよりも深く舌を抜き差ししては、唇を吸ったりして、僕も少し呼吸が乱れてきます。
渚 「んっ・・・」
孝一郎「なぁ、ええやろ。見たいねん。」
耳元で囁かれると、催眠術にでもかかったかのように、僕は自分の股間を布越しに擦り始めました。するとコウは僕の手に乗せていた左手をブレザーの中に移動して、胸の突起を探り出しました。
渚 「・・・あっ・・・」
孝一郎「ここも、感じるん?」
渚 「んっ・・・」
孝一郎「渚は、敏感やな~」
そう言うと、今度は制服のズボンのベルトを外し、ファスナーを下ろすと、半勃ち状態になっている僕のペニスをすくいだし、僕の手で握らせました。
そして身体を起こすと、後ろから抱きしめるように抱え込みました。
人間座イス状態?
そして両手はシャツの中に侵入し、二つの小さな突起をつまんでころがします。
渚 「あぁ・・・あっ・・・」
僕はそれが呼び水になって、更に刺激が欲しくなり、自らのペニスを握り上下させました。
孝一郎「はぁ・・・エロいなぁ。渚はそんな風に握るんや?」
コウは僕の肩越しに覗き込み、耳元で囁きます。
孝一郎「もう、先っちょから我慢汁でてきとるなぁ~くちゅくちゅいやらしい音聞こえるで。」
渚 「んふっ・・・や・・・」
孝一郎「へぇ~、その亀頭のくびれんとこ感じるん?」
僕が指先でそこを撫でているとすかさず実況してくるのです。
そしてなぜか、コウが耳元で囁くたびに僕の気持ちは高ぶっていくのです。
僕は左手でコウの頭に手をやり首をひねってキスをねだりました。
コウは、それに応えて僕の舌を吸い自分の口内へ導きます。
ぴちゃぴちゃと水音をたてながらキスをしている間に、コウは僕の制服のズボンとパンツを膝上まで下ろしたので、あとは自分でそれを脱ぎすてました。
両膝を立てると、コウはその膝をもって開かせます。そのまま両手の掌で膝から内腿、足の付け根へと移動させると、僕の袋を包み込み撫でてきました。
渚 「はんっ・・・はぁ・・・・ふっ・・・」
孝一郎「ここ、気持ちええか?」
渚 「ふぅ・・・う・・ん・・・」
孝一郎「ほんなら、ここはどうや?」
渚 「あっ!・・・ふんっ・・・」
そう言って、僕の蕾を指先でなぞりるのです。
孝一郎「お尻・・・感じるんや?・・・渚・・・エロいなぁ。」
渚 「はぁ・・・やだ・・・僕ばっかり・・・」
そう言いながらもお尻を刺激されて、僕はペニスを握る手に力が入ってしまいます。
孝一郎「ええやん。ほな、どうして欲しいん?」
渚 「・・・コウの・・・舐め・・たい・・・」
孝一郎「渚・・・ほんま、可愛いな。」
コウはそう言うと自ら制服のズボンとパンツを一気に脱ぎ棄て、ベッドから降りて僕の前に立ちました。僕はベッドに腰掛けたまま、コウのすでに上に向かって勃っているペニスを手に取り、亀頭をぺろぺろと舐めて口に含みます。
ピチャピチャと音を立てて舐め上げると、流石のコウも息を乱してきました。
孝一郎「はぁ・・・はぁ・・・上手いなぁ・・・気持ちええわ・・・」
そう言うと両手で僕の髪を撫でながら軽く頭をもち、腰を動かしてきます。
その腰つきがいやらしくて、僕は思わず自分のペニスを握り上下させました。
孝一郎「ふぅ・・・はぁ・・・渚・・・いやらしいなぁ・・・我慢できひんのやろ?」
渚 「んっ・・・んっ・・・・」
孝一郎「ほんなら、お返ししたるわ。ベッドに上がってお尻みせてぇ。」
僕はベッドの上で四つん這いになり、お尻を突きだしました。
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