ベッドイン・・あっ、この時はお蒲団だけど、してからの台本はありません。おおまかな流れと簡単な段取りと、それぞれの役と設定を崩さないようにということだけです。
一応、僕は先輩なのでリードしなきゃとか思っていたけど、それはまったく必要ありませんでした。
翔くんが僕のペニスを見つめて固まってしまった時は、やっぱりノンケの翔くんには無理かなって心配したけれど、全然そんなことなくて、もうその後は翔くんのリードに僕はただただ、身体を預けることになってしまったくらいです。
では、AV再開します。↓
僕が枕を抱えて声を我慢していると、翔くんはそれをそっとよけて、上から僕を見つめてきました。サラリとした翔くんの髪が僕の鼻先をかすめたと思ったら、チュっと音がするようにキスをするのです。
翔 「渚のいい声きかせてよ・・・」
翔くんは僕の耳元でそう囁くと、枕を奪い取りそれを僕の腰の下に敷くとお尻をグイッと持ち上げられました。そして、そこにある蕾を上に向けられ舌で攻撃してきたのです。
渚 「あぁっ!・・・そんなとこっ・・・んっ・・・」
翔 「俺を受け入れる大事なところだろ。ちゃんとほぐさないとな。」
渚 「んなぁっ・・・あんっ・・・・」
翔くんの舌がそこをこじ開けて中まで舐めまわします。
翔 「ちょっと冷たいぞ。」
渚 「!?」
今度は、ゼリーをつけた指先でそこを撫でてきました。
(いつの間にゼリーつけたんだろう?
僕がまったく気がつかないくらいスマートな翔くんは本当にカッコイイ。そんなことを考えていると、ふいに・・・)
翔くんの細くて長い指が、ぐにぃっと僕の中に入ってきました。
渚 「あぁ・・・あぁ・・・あぁ・・・あんっ」
翔 「狭いな~本当にこんなとこに入るのかな?」
そんなことを言いながら、翔くんは指をゆっくり出し入れするのです。
翔 「指、増やすぞ。痛かったらちゃんと言えよ?」
渚 「うん。・・・あっ・・・」
翔くんの2本の指が入ってきたかと思うと、その指で僕の中を押し広げてゆきます。
更にジェルを垂らして中まで塗りこむように指を動かすと、その指が中で折り曲げられ、カリッっとそこを引っかいたのです。
渚 「ひあぅ!ああぁん!」
翔くんはそれがどこかわかったようで、執拗に攻めてきます。
渚 「あぁっ!・・・んっ・・だめっ・・・・だめぇ・・・」
翔 「だめじゃなくて、いいっ!だろ」
そう言うと今度は僕のペニスを咥えてじゅぷじゅぷと舐め上げます。
もう僕は快感で頭の中が真っ白になってしまいました。
渚 「いいっ・・・いいっ・・・・翔くんっ・・・あぁんっ」
翔 「はぁ・・・いい声で啼きやがって・・・ふっ・・・」
そう言って、僕の頭の方に腰を移動させてきたので、すかさず翔くんのペニスを手に取り口に咥えこみました。じゅぷじゅぷ・・・じゅぷじゅぷん・・・
翔 「んなぁ・・・・ふぅ・・・はぁ・・・」
渚 「はぁ・・・んっ・・・・んっ・・・」
翔くんのそれは大きくてカチカチでした。
そして、僕のお尻とペニスは刺激されたままなので、もう何がなんだかわからなくなってしまうほどの快感に襲われました。
翔 「はぁ・・・たまんねぇ・・・入れて・・・いいか?」
渚 「うん。」
翔くんはいつの間にか僕の足もとに回り込み、自分のペニスにジェルをたっぷりと垂らして僕のペニスと合わせてしごき始めました。
渚 「うわっ!・・・あんっ・・・気持ち・・・いいっ・・・」
翔 「あぁ、気持ちいいな・・・はぁ・・・」
翔くんの息も上がってきました。
今度はその誇張した翔くんのペニスを僕の蕾に押し当てられ、亀頭でくちゅくちゅと撫でられたかと思うと、ぐいぃっと押しこんできました。
渚 「あっ!」
翔 「痛いか?」
心配そうに顔を覗きこまれましたが、僕は首を横にふって微笑みました。
すると、ぐんっっと更に奥へ奥へと翔くんのペニスが分け入ってきました。
翔 「全部入ったぞ。大丈夫か?」
渚 「うん。すっごい。僕んなか翔くんでいっぱい。」
翔 「ふっ・・・これ以上煽るなよ・・・すぐにイっちゃいそうだ。」
渚 「いいよ。」
翔 「ばっぁ。お前を満足させる前にイけるかっての。」
渚 「ふふっ。・・・翔くん・・・大好き。」
翔 「俺もだ。渚・・・大好きだ。・・・動くぞ?」
翔くんはそう言いながらゆっくりと腰を動かし、僕の中を出入りしていたかと思うと、そのスピードは一気に増し、淫らな水音が響きます。
渚 「あぁ・・・翔・・・くん・・・中が・・・熱い・・・・」
翔 「はぁ・・・はぁ・・・だっから・・・煽る・・・なっ・・・って・・はぁ」
翔くんはキスで僕の口を塞ぎ、手で僕のペニスをしごきます。
そのころにはもう、本当に何も考えられなくなっていました。
ただ、イってしまったらもう、撮影は終わってしまう。翔くんとお別れだって思ったら悲しくなってきて、涙がポロリとつたい落ちてしまったのです。
すると翔くんは、その涙を舌ですくい上げ、耳元で言うのです。
翔 「渚・・・愛してる」
渚 「あぁんっ・・・僕もっ・・はぁ・・・イくっ・・・」
僕は、精子を自分の胸や腹に飛び散らせ果てました。
翔くんは、それを見届けると、更に腰の動きを速め、僕の中を掻きまわします。
そっと目を開けると、そこにはめちゃくちゃエロい翔くんの顔がアップです。
渚 「なか・・・ぐちゅぐちゅ・・・翔くん・・エロい・・・」
翔 「はぁ・・・んっ・・・また・・・煽りやがって・・・んっんっ・・・はっ!・・」
僕の口をキスで塞ぐのと、翔くんが達したのがほぼ同時でした。
翔くんの熱い精が僕の中に飛び散るのを感じて、僕は翔くんの首に両腕をまわしぎゅっとしがみつきました。
翔くんが僕の中から抜け出ると、すかさずカメラのアップ。僕の中から翔くんの白い液が吐き出されるところを撮影して、終了です。
その間も翔くんは僕の横に寝転んで腕枕をして、キスをしてくれました。
本当の恋人同士みたい。僕はすっごく幸せでした。
撮影が終わると、ギャラリーは静かに部屋を出ていきました。
僕らは、しばらく放心状態でベッドで抱き合ったままでいました。
クルーが機材を片づけ終えた頃、マネージャーのマリンさんが部屋に戻ってきて、ベッドに近寄ってきました。
マリン「あんた、ただもんじゃないわね~さすが、社長がスカウトしてきただけあるわ」
マリンさんはそう言って、翔くんにデコピンしました。
翔 「いって。関係ねーよ。」
えっ?翔くんって社長がスカウトしてきたの?すっげ!すっげ!マジ?
僕が、パニくっているとマリンさんが僕の髪をくしゃっくしゃっとして言いました。
マリン「僕もがんばったね。可愛かった~食べちゃいたいくらい。」
渚 「えぇ!?」
マリンさんって何者?でもってどっち?・・・まさかリバなの?
僕はいろんな意味で、かなり勉強になった撮影を終えプチパニックのまま日常に戻って行きました。
この、翔くんのデビュー作は、発売されるとたちまち話題になり飛ぶ鳥を落とす勢いで売れました。売り切れ続出で、追加生産すれば絶対売れるのに、社長の考えで増産されませんでした。その為、今ではプレミアムがつき、めちゃくちゃ高値で取引されてるらしいです。
翔くんは本当にカッコイイ。そんな翔くんの初めての男の子になれて、僕は幸せです。
Fin
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