僕の心の叫びが届く訳もなく、この体格差で抵抗できる訳もなく、あっという間にベッドに拘束されてしまいました。
手錠も足枷もベルト式になっていて、肌に触れる部分は柔らかい素材でできているし、マジックテープで留めるだけなんです。でも、装着されたら最後、自分で外すことはできないんですぅ。
鎖も、僕が多少暴れても怪我をしないように長めになっているので、ひじや膝は少しなら曲げることが可能です。なので、足を閉じることもできるのですが、いつの間にかお尻に何か入れられたようで、足を閉じると余計刺激されて自分の首を絞めることに・・・。
流石変態和樹さん・・・褒めてる場合じゃないんだけど、これから僕どうなっちゃうの?
兄 「レイカちゃん、震えてるの?やさしくするから心配しないで。」
レイカ「お兄ちゃん?」
兄 「これ、なぁんだ?・・・スイッチ、入れてみるね。」
レイカ「!?・・・あぅっ!・・・ああん・・あんっ・・あぁ・・・」
お尻に入れられたものの正体はリモコン式のローターでした。
スイッチを入れると、それが小刻みに動きだし僕の中を刺激します。
身体は、ビクビクと反応し、声も出てしまうのです。
兄 「レイカちゃん、可愛い。いい声だね。もっと強くしたらどうなるかな?」
レイカ「いや!?んんんんっ・・・」
その激しい振動に僕は顎を突き出し、腰を浮かせてのけ反りました。
レイカ「あぁぁぁぁ・・・あんっ・・・んんっ・・・」
兄 「レイカちゃん、可愛い。気持ちいいんだね?」
いいけど、確かに気持ちいいけど・・・なんか変になりそうだよぉ。
和樹さんは僕に跨って、カーディガンとブラウスのボタンを全て外し前をはだけさせ、スカートをめくって、ペニスをあらわにしました。
上から舐めるように僕の身体を見ています。その様子はやっぱり変態だ。
そして、キスをしながら胸の突起を強くつまんでははなします。その間もお尻のローターは振動したままなので、僕の腰は勝手に反応して上下してしまうのです。
レイカ「んっ・・んんっ・・お・・にいちゃん・・・ペニ・・クリ・・触って・・」
もう、僕は焦らされまくっている状態で、ペニスをしごいてイきたい衝動に駆られてしました。和樹さんは無言で足枷を外し、僕の足の間に座ると両腿を抱えこみ、ペニスにしゃぶりついてきました。じゅぷんじゅぷんとものすごい水音をたてて舐め上げます。
レイカ「ああんっ・・・・あんっ・・・あうっ・・・イっちゃ・・・う・・あぁっ!」
僕は、あっという間に達し、和樹さんの口内に精を放ちました。
和樹さんは、身体を起こすと僕を見下ろしながらニヤリと笑い、こくんっとその精液を飲みこみました。うわぁ、エロい。
兄 「レイカちゃん、いやらしいね。ここには欲しくないの?」
そう言って、少し弱めてあったローターの振動をまた強くしました。
レイカ「あぁんっ、欲しいよぉ・・・」
兄 「じゃぁ、お兄ちゃんのも舐めて。」
そう言うとガウンを脱ぎ僕の顔を跨いで口元へそそり勃ったペニスを差し込み腰を動かしました。僕も舌を使って舐めまわします。
しばらくすると、和樹さんは僕の手錠を外し、お尻のローターを取り出しました。そして僕の身体を起こして自分が仰向けに横になりました。
兄 「レイカちゃん、自分で入れてみて。」
もう、とことん僕に恥ずかしいことさせるつもりだよね?・・・と、ここで悪戯心に火がつきました。僕は素早く、先ほどまで僕を拘束していた手錠を和樹さんに装着しました。
レイカ「レイカもいっぱいお兄ちゃんを気持ちよくさせてあげるね!」
兄 「え?・・・レイカちゃん?」
和樹さんが慌てている間に足枷もしました。そして、僕はにっこり笑って、キスをします。
レイカ「お兄ちゃん、大好き。」
それから、体中にキスをして乳首を攻めまくり、先走りの滴るペニスを手に取り舌で裏筋を舐めまくり口の中に含みました。その間、和樹さんは目を閉じて身体を小刻みに痙攣させながら声を堪えていました。
舌を使って喉まで迎え入れ、出し入れすると、和樹さんは自らも腰を動かしてきました。
兄 「うわぁ!深い・・・気持ちいい。・・レイカちゃんの中に入れたいな。」
僕は頷いて足枷を外し、和樹さんのペニスにゴムをつけローションをたっぷりと垂らしてしごき、そこに跨るとスカートをめくって、そそり立ったペニスに腰を沈めてゆきます。
ズズっ・・ズッ・・・ズズッ・・・
レイカ「あぁ・・・あぁ・・・はぁ・・・あんんっ・・・」
奥まで迎え入れ僕が腰を動かし始めると、和樹さんは下から突き上げてきます。
そして、僕を乗せたまま身体を上にずらしていったので、僕は身体を倒して手錠を外しました。和樹さんは自由になった手で僕のペニスをしごきます。
レイカ「んっ・・・はぁ・・・はぁ・・・また・・・イきそうっ・・・」
兄 「はぁ・・・・はぁ・・・俺もっ・・・」
そう言うと身体を起こして座位の状態で僕を抱きしめたので、僕は和樹さんの頭を抱え込みお尻をぎゅうっと締めました。
兄 「うわっ!・・・ふぅんっ・・・レイカ・・・」
和樹さんは僕のなかで、ドクドクと精を放ちました。それを感じながら僕も身体を反らせ和樹さんの手で2度目の射精。ビクンビクンと身体が波打ちます。
その後、ふたりともベッドに倒れこんだまましばらくぐったりしていました。
やっと意識が戻ってくると、和樹さんが僕の髪を、というかつけ毛を指でくるくると弄びながら耳元で囁きました。
和樹 「ねぇ・・・レイカちゃん。・・・俺と付き合わない?」
渚 「!?・・・無理。僕、変態趣味ないもん。」
和樹 「えっ!?」
渚 「まさか、気づいてないとか?」
和樹 「はっ!?」
そこへマリンさんが戻ってきて僕に抱きつきました。
マリン「渚くん、流石だわぁ~助かった!ホントありがとう!!」
和樹 「えぇ!?渚って?・・・あの渚?」
マリン「えっ?和樹くん気づいてなかったの?」
和樹 「まじ~!?気づいてないよ。渚と絡んだことなかったし。」
渚 「それにしても、気づくでしょ~」
和樹 「気づかないよ。めっちゃ可愛いし。俺、マジで口説いちゃったよ。」
マリン「和樹くん、エロおやじ全開って感じだったもんね~」
和樹 「ちょっと、マリンさん。エロおやじって、ひどっ。・・・まじかぁ~渚なのかぁ。」
和樹さんは、そういってつっぷしてしましました。
マリン「あっ!渚くん、プロフに女装と拘束OKって追加しておくね~」
渚 「えぇ!?やだやだぁ~今回限りにしてよ~」
マリン「ん~拘束は外してもいいけど、女装は絶対外せないわ~似合いすぎだもの。」
マリンさんは、そう言ってウインクすると部屋を出ていってしまいました。
もう、全てマリンさんの思う壺みたいなんですけど。
そう言えば、社長って来てたのかな?もう、いったいこの撮影なんだったのよ?
まさか、最初からマリンさんの罠だったとか・・・・?
Fin
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