<教室・昼>
夏休み前日の教室、終業式後いつものメンバーで夏休みの旅行の計画を立てていた。
なぜだかいきなり美和ちゃんに「彼女いたでしょ」と言われてかなり焦った。
佳苗ちゃんのいとこが麻子と友達だと。
麻子のやつ、なんで今頃そんなことばらしてるんだよ。
隆哉に知られたくなくて終わりにしたのに。
しかも、その隆哉には「涼って童貞だと思ってた」とか言われるし。
まぁ、女との経験はないから、童貞と言えば童貞というのかもしれないけど・・・
とりあえず、話を旅行に戻し、宿泊先はうちの別荘に決めた。
旅館やホテルにして、男同士女同士で寝るとか部屋分けするとか、温泉で大風呂とか、
そんなこと言われたら俺、絶対無理だから・・・。
間違いなく襲いそうだ。もちろん、隆哉を。
あそこならみんなで雑魚寝してもいいし、俺だけ自分の部屋で寝てもいいしな。
ひとしきり盛り上がっていると、隆哉のセフレ、留美ちゃんが迎えにきた。
そっか、明日から休みだし、今日は思いっきりエッチするんだろうな・・・。
美和子「ホント、隆哉ってロリコンのおっぱい星人だよね~」
佳苗「うん。可愛らしくておっぱい大きい子すきだよね」
美和子「あのおっきなおっぱいに顔埋めて赤ちゃんプレーとかしてたらどうする?」
佳苗「きゃぁ~!やだぁ~まさかぁ」
美和子「相当、キモイよね?ぶはっ」
美和子・佳苗「ぎゃはははははっ!」
涼「・・・。えぇ~と。ガールズトーク盛り上がってますが、一応俺もいるんですけど?」
美和子「あらん、失礼。涼君もおっぱい大きい女の子が好き?」
涼「えぇ?俺は・・・胸はあんまりこだわらないかなぁ。。。」
佳苗「どこにこだわるの?」
涼「どこって・・・別に好きになった人なら、特には・・・」
美和子「そんな、かっこつけちゃってぇ~。気になる身体のパーツとかないの?」
涼「う~ん。・・・しいて言えば、お尻かなぁ。きゅってしまったお尻が・・・
あつ!俺、何言ってるんだ!?」
美和子「ふふふっ。涼君もやっぱり男だわね~。
胸はこだわらないけどお尻ですって奥さん」
佳苗「まぁ、きゅってしまったお尻が好きだなんて、まったく男ってね~奥さん」
涼「うわぁ~。もう、今のなし!聞かなかったことにして!」
美和子・佳苗「きゃははははっ」
ついつい、ガールズトークに巻き込まれて、いらぬことを言ってしまった。
だって俺、きゅっとしまった隆哉のお尻、すっごく好きなんだ。
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