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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
著作権は作者にあります。勝手に使用しないでくださいね。
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駅に着くと、祖父が軽トラで迎えに来てくれていた。
畑仕事で真っ黒に日焼けした祖父は、面倒見も良く町内のみんなに頼られていて、町内会長などもやっている。

「颯太は相変わらず白いな。」
「あんまり外に出ないからね。焼けても赤くなるだけだし。」
「昔からそうやったな。真っ黒に日焼けした良介と並ぶとオセロみたいやったな。」

幼なじみの良介はスポーツ全般得意でクラスの人気者だった。
良介の家は街中で酒屋をしている。家が近い訳ではなかったが、母親同士も同級生で仲が良く、生まれたときから兄弟みたいにいつも一緒だった。
追いかけっこも木登りも、野球もサッカーも、良介はいつも一番だった。
色白で小柄でのろまな俺は、体格もよくガキ大将的な良介の後をいつも追いかけていた。
俺がいじめられっ子にならずにすんだのは、良介のお陰だ。

俺たちは一緒に思春期も過ごし、一緒に大人になっていった。
身体の発育も遅く知識もなかった俺は中1になってもまだ、声も高いままだったし、下の毛もほとんど生えていなかった。
しかし身体の大きい良介をはじめ、クラスの男子たちは既に変声期を迎え、自慰も経験済みだった。
中1男子などは、ちょっと集まれば、そんなエロ話ばかりだ。俺は話の内容はよくわからないまでも、なんとなく知ったかぶりでうなずいたり笑ったり話しを合わせていた。やっぱり「わからない」とは恥ずかしくて言えなかったのだ。
何人かの男子が、ターゲットの男子の股間をさわったりする遊びも流行ったりしていたが、一番ターゲットになりそうな俺は無傷だった。後に知ったことだが、「颯太にはさわるな」と、良介が根回しをしていたらしい。

当時、良介には小さい弟や妹が3人もいて、後にもう一人増えるのだが。家が賑やかなせいか、よく家にというか祖父母の家に泊まりにきていた。そんな時はもちろん俺も一緒だ。
ある日、俺と良介はいつものように祖父母の家で夕飯を食べて一緒に風呂に入った。

「なあ颯太。お前オ○ニーしたことあんの?」
「えっ!?な、なんだよ急に。」

良介は俺の背中を洗いながら、突然にそれでいてなんでもないことのように聞いてきた。
そして、両脇の下から俺の股間に伸びてきた手がペ○スを握り袋を包んで撫でた。

「なっ!何すんだよ!」
「気持ちいいだろ?泡でぬるぬるしてるし」

慌てて腰を引いてみたが後ろからがっつりロックされ、身動きもとれない。
確かに気持ちいい。
くすぐったくもあり、それでいて下半身に血液が集まっていくようで、そのせいか頭もぼうっとしてきた。
良介の手は休むことなく、慣れた手つきで俺のペ○スを上下させている。
でもだめだ。こんなの変だって。
そんなことを思いながらも俺は強くあらがう事も出来ず、良介の胸に寄りかかり体重を預けた。

「んんっ・・・はぁ・・・・あっ・・・・」

何度も繰り返し興奮の波がやってくる。そしてだんだんお○っこがしたいような感じがして、全身がゾクゾクした。

「はぁ・・あっ・・りょ・・うすけ・・・やば・・いって・・・お○っこ・・でちゃう・・・んっ・・」
「ん。・・いいよ。風呂だし。」

耳元で言う良介の声が吐息混じりでなんだかドキっとしたら、最大の波がやってきて俺は必死に両足をつっぱった。

「ああっ・・・あっ・・・あっ・・・・あっ!」

俺は、幼なじみの良介に、ち○こを触られたうえに、お漏らしをてしまったことが恥ずかしくて、両手で顔を隠して半べそ状態だった。

「うっ・・ひどいよぉ・・・りょう・・すけ・・」
「・・・颯太、もしかして初めて?」

良介は顔を覆っている両手首を握って広げ、俺の顔をのぞき込んだ。

「それお○っこじゃないよ。颯太、射精したんだ。」
「射精?」
「うん。まだ初めてだから薄い色でお○っこみたいだけど、だんだん白くなってくるよ。」

その頃の俺は、そこを触ったりこすったりすれば気持ちいいことは知っていたし、それまでも頭がぼうっとして身体がびくびくってすることも知っていた。オ○ニーらしきことはしていたんだ。けど、ち○この先端から精子が飛び出して、それを射精とういうことを・・・知らなかった。
そう。このときが俺の精通だった。

「あのさ・・・俺のもしてくれない?」

きょとんとしている俺に、良介が少し上気した顔でそう言いながら、下を向くので、その視線の先を見てみると、そこには勃起したデカち○こが!

「でかっ」


俺たちはそれから一緒に風呂に入るたび、こんなことをしていた。
それは風呂の時だけではなくなり、一緒に寝ている時はもちろん、トイレや人気のない外ででも。そしてどんどんエスカレートしていき、それはあの日まで続いた。




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